鹿児島市の桜島の昭和火口で12日午後、爆発的な噴火があり、大きな噴石が2合目まで飛びました。 気象台と鹿児島市は、今後も大きな噴石が飛ぶおそれがあるとして、住民が暮らす地域に近い、火口からおよそ2.4キロの範囲に立ち入らないよう呼びかけています。 鹿児島地方気象台によりますと、12日午後3時7分、桜島の昭和火口で爆発的な噴火があり、大きな噴石が火口からおよそ2.4キロの2合目まで飛びました。 鹿児島市消防局によりますと、これまでのところ住民や住宅への被害の報告は入っていないということです。 鹿児島地方気象台は、今後も大きな噴石が火口から2キロを超え、住民が暮らす地域の近くまで飛んだり、火砕流が起きたりするおそれがあるとして、午後3時35分に火口周辺警報の内容を切り替えて、警戒が必要な範囲を、これまでの火口から「2キロまで」から、「居住地域近くまで」に拡大しました。 これを受けて鹿児島市は、