まずは、標準入出力(「標準入力」と「標準出力」をまとめてこう呼ぶ)や標準エラー出力を表すオブジェクトを返すプロパティであるStdInプロパティ(標準入力)、StdOutプロパティ(標準出力)、StdErrプロパティ(標準エラー出力)を見ていこう。 最初に、標準入出力、標準エラー出力とは何かについて簡単に述べておこう。例としてコンソール・アプリケーションの代表例である、コマンド・プロンプトを取り上げる。本連載はWSH(Windows Script Host)/VBScriptの連載なのでコマンド・プロンプトの使い方については詳しく述べないが、標準入出力、標準エラー出力とはどういうものであるかを簡単に示しておく。次の画面を見ていただきたい。
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