2010.03.04 JSTと阪大、認知発達研究のためのプラットフォームロボ開発、乳児の振る舞いが可能 科学技術研究機構(JST)は、大阪大学の浅田稔教授、石黒浩教授らが認知発達研究のためのロボットプラットフォームとして赤ちゃんロボット「「M3-neony(エムスリー・ネオニー)」(写真上)と集団コミュニケーションロボット「M3-synchy(エムスリー・シンキー)」(写真下)を開発したと発表した。運動性能と感覚機能を備えており、ロボットが学習する様子から人間の認知発達メカニズムを研究するのに役立つ。ロボットの専門知識が少ない研究者でも実験などに活用することができる。 M3-neonyは、赤ちゃんの運動学習や認知発達を研究するためのプラットフォーム。身長約50cmと人の新生児と同程度の大きさで、重量約3.5kg。全身に計22個のモータと、頭部に2個のカメラとマイクロフォン、胴体に1個の姿勢