歌手・濱田朝美さんの「日本一ヘタな歌手」の原作の舞台化を巡る論争が話題を集めている。私も一著作者として、この内容について考えてみたい。 ことの発端は「日本一ヘタな歌手」を原案とした舞台「誓い奇跡のシンガー」で主演を務める予定だった土屋アンナさんが突然舞台稽古に参加しなくなった所から始まる。公式サイトには下記の記載がある。 主役の土屋アンナ氏が公的にも私的にも何らの正当な理由なく無断で舞台稽古に参加せず(参加予定の稽古(本番直前の通し稽古を除く)8回中最初の2回のみ参加し,その後すべて不参加),専らそのことが原因で同公演を開催することができなくなりました。出典:誓い奇跡のシンガーこの一文だけを見ると、土屋アンナ氏に非があるように見えるが、これに対して原作者の濱田朝美さんが、自身のブログで土屋アンナ氏は自分の気持ちを知って舞台を降りたのだと主張した。濱田朝美さんによれば、そもそもこの舞台を原作