会談に臨む(左から)有志の会の福島伸享氏、日本維新の会の遠藤敬、国民民主党の古川元久両国対委員長=7日午前、国会内(矢島康弘撮影) 日本維新の会の遠藤敬、国民民主党の古川元久両国対委員長と、衆院会派「有志の会」の福島伸享衆院議員は7日、国会内で会談し、憲法に緊急事態条項を創設する改憲項目をめぐり、3者の実務者協議を始めることで合意した。緊急時の国会議員の任期延長などに関する考え方をすり合わせ、共通の条文案作成も視野に入れる。 会談後、遠藤氏は「われわれが牽引(けんいん)役になり(国会の)憲法審査会をリードする」と記者団に説明。古川氏は「大きな政党が動かないなら、小さなところから提案していく」と語った。維新の馬場伸幸代表も7日の党会合で「自民党が動かないので、テコの役割をするときがやってきた」と強調した。 維新は今国会でも立憲民主党と政策協調を行っているが、国民民主はその枠組みから距離を置い