ファクシミリ(FAX)の利用度(正確には紙での利用度)が基準値2019年比で約95%にまで減ってきた。 FAXそのものは誰もが利用できる簡単さのある素晴らしい技術です。あまりに便利すぎて万能が故に、本来であればファックスではない技術や方法でやりとりする方が効率性が高いことにまでファックスを多用しているのが行政の現実です。 昨年の4月頃に、患者さんの数が急増した際に、保健所からのファックス連絡の業務フローが破綻して問題になりました。感染者数が少ない段階ではファックスという技術選択で問題なかったのですがある閾値を超えるとその技術では処理が回らなくなりました。またメディアのみなさんや都民のみなさんからものすごく多くのお叱りをいただきました。 それも一つの契機として構造改革チームが立ち上がりファックスだけでなくコピー用紙削減、現金をキャッシュレス、対面相談を非対面相談にという活動を開始することに。