表紙からして、「理科」感が乏しくてステキ。ちなみにその現代版ともいえる<a href="http://www.excite.co.jp/book/product/?k=%89%C8%8Aw%82%C8%82%BA%82%C7%82%A4%82%B5%82%C4%81@%8Bv%93%B9+%8C%92%8EO&target=">『科学なぜどうして』</a>という本が発売中ですが、中身は現代に合わせてアップデートされています。 親戚の家に行ったとき、おばちゃんが「好きな本を持っていっていい」と言うので、もらってきた『理科なぜどうして一年生』(偕成社)。1957年1刷の、古い本である。 これを読んでみると、「理科」の解釈のおおらかさにビックリするところが多々ある。 たとえば、「にわとりが、たまごをうむとなくのはなぜですか」。この問いに対しては、「ちいさなからだで、あんなにおおきなたまごをうむの