福岡県北九州市は、自立支援医療利用者の個人情報が記録されたメディアを紛失したことを明らかにした。誤って廃棄した可能性があるという。 同市によれば、自立支援医療利用者の5月診療分保険診療報酬支払基金連名簿データが記録された光ディスク1枚を紛失したもの。推定約1万件のデータが記録されており、氏名、年齢、生年月日、性別、医療機関コードなどが含まれる。パスワードが設定されているという。 7月10日に請求書とディスクが入った封筒を担当者が受領。同月23日に名簿データを使って業務をしようとしたが、パソコンにデータがダウンロードされていないことに気づいたという。 メディアを外部に持ち出すことはなく、7月26日の時点で被害の報告なども受けていない。領後日に支払処理のために請求書を取り出し、処理を終えたあとに封筒を廃棄しており、その際に廃棄した可能性があると説明している。 (Security NEXT -