100名以上が亡くなる大きな被害となった西日本の豪雨災害は、こうしている今も懸命な行方不明者の捜索が続けられており、一命は取り留めたものの家財のすべてを失った人たちがたくさんいます。被災地の水が引いても、別の場所では危険な速度で川の水が流れていたりして、二次災害の危険性も指摘されています。平成に入って最大規模の被害となったため、政府は一刻も早く被害の全容を把握し、どのような対策を講じなければならないのかを考えなければなりません。酒盛りをしたあげくに非常災害対策本部の設置が遅れ、京都府の国会議員たちは豪雨の中でビアパーティーを繰り広げていましたが、もう終わってしまったことなので、それらに目を瞑ってあげたとして、今、国会議員がやるべきことは言うまでもなく、復旧と復興に全力を尽くすことであるはずです。 ところが、7月10日の国会で審議されたのは、被災地の話ではなく、「カジノ」の話でした。自民党と