最悪の災害の前に最悪の対応 西日本を襲った豪雨の犠牲者の数は200人を上回った。また「数十年に1度の規模の災害に出される」とされる特別警報が発令された地域は、11府県にも及んだ。そんな大災害がまさに起ころうとした7月5日夜、衆議院赤坂宿舎で安倍晋三首相を迎えて「自民亭」は開かれていた。もっとも自民党内の情報交換・意見交換会である同会を開くこと自体は意味がないわけではない。 しかしながらこの会合が後に批判されたのは、“まさに楽し気な宴会の様子”がSNSでアップされたからだ。5日午後2時には気象庁が豪雨では異例の会見を東京と大阪で開いている。また同日には小此木八郎防災担当相の下で、豪雨による大変な被害を予想して関係省庁会議も開かれていた。そのような中でグラスを持ってのオールスマイルの“記念写真”とともに「和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を撮り放題!まさに自由民主党。」と呑気なコメントを
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