何かの騒ぎに協奏曲(コンチェルト)または狂想曲(カプリッチョ)をもじって「狂躁曲」と名づけるのはあまりに陳腐だが、とっさにそれ以外思いつかなかった。 新型コロナウイルスのワクチンをめぐって、この2~3日の間に多数の新情報がめぐるましく流れた。他人事として眺めたらまるでスラップスティックギャグのようだが、われわれ日本国民一人一人の健康と生命に直結するイシューなので笑ってはいられない。 時代の記録ということで、リンク集を作ってみた。 まずは前置きとしてこれまでのおさらいを。1月10日付拙記事に、日経新聞電子版のこの記事のリンクを貼った。 ワクチン接種、官邸動く: 日本経済新聞 一時期、日本は海外製ワクチンの手配では国際的に先行していると言われていたが、 実態は厚生労働省が交渉していたのはファイザー日本法人であり、米国ファイザー本社とは基本合意どまりで契約の締結に至っていなかったとのことだった。