経営破綻したホテルニューキャッスル(弘前市)の土田剛社長が3日、同ホテルで記者会見を開き、今月9日まで営業した後、閉館する方針を示した。正社員56人を含む従業員80人は10日付で全員解雇し、再雇用先を探す。負債額は約7億8千万円に上る見込み。 会見では、3月30日、青森地裁弘前支部に破産を申請し、31日に破産手続き開始決定を受けたことを明らかにした。会見に同席した破産管財人の三上和秀弁護士(弘前市)は、ホテルの土地と建物の譲渡先を探し、見つからない場合は競売にかかると説明。土田社長は「地域に愛していただいたホテル。願わくば、どなたかが引き継いでいただければ」と語った。 土田社長によると、ホテルニューキャッスルは2018年12月期から22年12月期まで5期連続赤字。特に20年以降は、新型コロナウイルス禍で主力の宴会・ブライダル部門が収益を大きく落とした。コロナ支援貸し付けの金融機関への返済が
![9日閉館、80人全員解雇 弘前・ホテルニューキャッスル破産(Web東奥) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5c5c5cfdc87d962860ad37d7be27bf5ba407c348/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2F20230403-00000008-webtoo-000-6-view.jpg%3Fexp%3D10800)