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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (81)

  • なぜ大型犬は早死にで、がんになりやすいのか 動物全般と逆

    ブリトニー・デイビスさんの愛犬「ゼウス」は、2023年に死ぬまで、世界一背が高い犬としてギネスの世界記録に認定されていた。(Photograph By © Guinness World Records Limited) ブリトニー・デイビスさんは、かねてから大きなイヌを飼いたいと願っていた。生後8週のグレート・デーンを家に迎え入れたとき、その夢がかなったと思ったのだが、話はそこで終わらなかった。 「ゼウス」と名付けられたデイビスさんの愛犬は、巨大なイヌに成長した。4足で立ったときの肩までの体高が1メートルを超え、後ろ足だけで立つとデイビスさんの背丈をはるかにしのいだ。ついには、「世界一背が高い犬」としてギネスの世界記録に認定され、地元米テキサス州フォートワースの人気者になった。 ところが、ゼウスがやってきてからわずか4年後に、デイビスさん一家は悲しい別れを経験することになる。大きな体は弱

    なぜ大型犬は早死にで、がんになりやすいのか 動物全般と逆
    osugi3y
    osugi3y 2024/09/25
    犬だけに適用されるのが不可解だが人間でも体重が重い個体は早く死にそうなのである程度納得感はある。この辺を見ると拮抗的多面発言説を支持する事案だとは思う。
  • 競争に負けるミジンコは休眠卵で生き残る、長期の共存戦略が判明

    山形県山辺町の湖沼、「畑谷大沼」で遺伝子型が異なるミジンコの2集団が共存しているのは、飼育下では負けて絶滅する側の集団が休眠卵を早めに産むことで長期に生き残る戦略をとっているためと東北大学などのグループが明らかにした。9年にわたる観測で休眠卵が不適な環境を乗り越えるだけでなく、競争による絶滅の回避や共存にも重要であることがわかった。今後その生態的意義や進化、分子機構の解明が期待されるとしている。 山形県の畑谷大沼において共存しているミジンコのJPN1(左)とJPN2。見た目の違いはほぼ無いが、遺伝子型で区別できる(宇都宮大学の丸岡奈津美博士研究員提供) ミジンコ類は湖沼に生息する代表的な動物プランクトン。日にいるミジンコは北米大陸からの侵入種で、オスとメスが交尾して子どもができることはなく、単為生殖によってクローンを生産し続ける。 水温20度下では約3日のペースで全く同じ遺伝子をもつ卵を

    競争に負けるミジンコは休眠卵で生き残る、長期の共存戦略が判明
    osugi3y
    osugi3y 2024/06/16
    おお、ミジンコニュースだ。
  • コーヒーを飲んで記憶力アップ

    1杯のカプチーノ(写真)に含まれるカフェインが、記憶の強化に役立つかもしれない。 PHOTOGRAPH BY BOB SACHA, NATIONAL GEOGRAPHIC 朝の目覚ましにコーヒーや紅茶を飲む8割のアメリカ人にとって、カフェインを摂ると気分がシャキッとするというのは目新しい話ではない。しかし、メリーランド州ボルティモアにあるジョンズ・ホプキンス大学のマイケル・ヤッサ(Michael Yassa)氏(現在はカリフォルニア大学アーバイン校の神経生物学准教授)らは、カフェインの別の効果を特定した。記憶を強化するのだ。 ヤッサ氏らの研究は、カフェインが、摂取から24時間後に人間の記憶を強化していることを明らかにした。この発見についてヤッサ氏に話を聞いた。 ◆カフェインが記憶に良い効果をもたらすことは、これまでの研究でも示唆されていました。今回の研究では何が新しく分かったのでしょう?

    コーヒーを飲んで記憶力アップ
    osugi3y
    osugi3y 2024/06/15
    “ 今回の研究論文は「Nature Neuroscience」誌オンライン版に1月12日付で掲載された。 ”
  • 身長3mで史上最大の類人猿、食べ物の好みを変えられず絶滅

    中国南部に生息していたギガントピテクス・ブラッキーの群れの復元図。うっそうとした森林が開けた草原へ変化するにつれ、史上最大の霊長類は衰退し、最終的に絶滅した。(ILLUSTRATION BY GARCIA/JOANNES-BOYAU, SOUTHERN CROSS UNIVERSITY) ギガントピテクス・ブラッキー(Gigantopithecus blacki)は史上最大の類人猿だった。おとなの身長は約3メートル、体重は200〜300キロもあり、現在の中国にあたる地域の深い森林に生息していた。 1月10日付けで学術誌「ネイチャー」に発表された論文は、地質年代と花粉記録、化石の歯の中に保存された手がかりを組み合わせて、ギガントピテクス・ブラッキーが衰退し、絶滅するまでの道のりを詳しく明らかにした。 この印象的な草動物が考古学者によって発見されてから100年近くになるが、絶滅の原因ははっき

    身長3mで史上最大の類人猿、食べ物の好みを変えられず絶滅
    osugi3y
    osugi3y 2024/01/15
    淘汰説を、環境に適応できたものだけが生き残ったと考えるなら、変化の激しい現代も環境に「適応」しなければ生き残れないような気がしている。好みを変えるくらいの適応はしていきたいよね。
  • アライグマに餌やりは破滅への道、人にも動物にも「最悪」

    米国サンフランシスコのゴールデン・ゲート・パークでドッグフードをべるアライグマ。アライグマが人の与えたべ物に依存するようになると、病気をまん延させたり、車にはねられたりする可能性が高まり、べ物がもらえなくなると飢え死にしてしまうこともある。(PHOTOGRAPH BY COREY ARNOLD) TikTokやInstagram、Facebookをスクロールしているとき、マシュマロからホットドッグ、タルトや手づくりのラザニアまで、あらゆるべ物を野生のアライグマに与えている動画を見たことがある人もいるだろう。 アライグマはフワフワでかわいく見えるが、このような行為は破滅への道だと専門家は警告する(編注:日では侵略的外来種のアライグマは特定外来生物として、飼育、保管、運搬、野外へ放つことが禁止されています)。 「人々がアライグマと仲良くなりたがるのは素晴らしいことです」と米国ペンシル

    アライグマに餌やりは破滅への道、人にも動物にも「最悪」
    osugi3y
    osugi3y 2023/12/23
    ということはラスカルは罪深いアニメだったんだな。日本以外で放送されていたのかは知らないが
  • 幻覚剤で脳の損傷を治療、発達障害の人の助けにも、盛んな研究

    マジックマッシュルームの一種「ヒルビリー」。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL CHRISTOPHER BROWN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 近年、支援が受けられる管理された環境下で使用した場合、幻覚剤は重度のうつ、不安、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを改善することが、臨床試験やさまざまな研究からわかってきた。 現在は多くの科学者たちが、脳への物理的な損傷のほか、脳の神経経路が原因で引き起こされるその他の病気に対しても、幻覚剤が効果を発揮するのかどうかを探っている。こうした研究は、脳卒中や外傷性脳損傷(TBI)、さらにはアルツハイマー病やパーキンソン病を含む脳疾患の治療にも影響を及ぼす可能性がある。(参考記事:「「良い幻覚剤」でうつ病や依存症を治す、盛んになる研究と治験」) 幻覚剤とは、意識を変容させる物質のことを指し、たとえばリゼルグ酸ジエチ

    幻覚剤で脳の損傷を治療、発達障害の人の助けにも、盛んな研究
    osugi3y
    osugi3y 2023/09/04
    “脳卒中や外傷性脳損傷(TBI)、さらにはアルツハイマー病やパーキンソン病を含む脳疾患の治療にも影響を及ぼす可能性がある”のであれば日本も幻覚剤の治療目的の研究に限っては使用されていくべきだと思う。
  • 「パンチドランカー」を生きている間に治療できるように、研究

    2018年6月9日、カリフォルニア州ロサンゼルスで行われたWBCスーパーウェルター級タイトルマッチで、オースティン・トラウト氏(白のトランクス)と対戦するジャーメル・チャーロ氏(ゴールドのトランクス)。この試合は、チャーロ氏が判定勝ちした。(PHOTOGRAPH BY JAYNE KAMIN-ONCEA, GETTY IMAGES) パンチドランカーと患者が言われることもある「慢性外傷性脳症(CTE)」は、記憶障害、認知機能の低下、行動の変化といった症状が、通常は中年期から徐々に進行する神経変性疾患だ。アメリカンフットボール、アイスホッケー、ボクシング、総合格闘技など、接触が多いコンタクトスポーツの選手のほか、軍人や家庭内暴力の被害者など、繰り返し頭部に外傷を受けた場合でも発症する。(参考記事:「爆風の衝撃 見えない傷と闘う兵士」) CTEは現在、死後の解剖によってしか確定診断できないが、

    「パンチドランカー」を生きている間に治療できるように、研究
    osugi3y
    osugi3y 2023/08/09
    ベアナックルボクシングなるハードコアなスポーツがあるのか。
  • 「砂糖は子どもを多動にする」は迷信、“シュガーハイ”の真実

    綿菓子などのお菓子をべ過ぎればさまざまな健康上の問題が生じるかもしれないが、多動はそのひとつではない。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK, NAT GEO IMAGE COLLECTION) かき氷、ソーダ水、アイスクリーム、アイスキャンディー。これからやってくる暑い夏にぴったりの、子どもたちが大好きなおやつだ。だからこそべ過ぎてしまう心配もある。(参考記事:「氷菓からアイスクリームへ、4000年のあくなき探求の物語」) 砂糖を取り過ぎると子どもたちは多動になる、つまり落ち着きを失い、衝動的に行動したり集中力が続かなくなったりすると信じている親は少なくない。だが、当にそんな事実はあるのだろうか。 いわゆる「シュガーハイ(シュガーラッシュ)」という考え方は1970年代に広まった。きっかけはベストセラーとなった『Why Your Child Is Hyperacti

    「砂糖は子どもを多動にする」は迷信、“シュガーハイ”の真実
    osugi3y
    osugi3y 2023/07/16
    砂糖が摂りすぎなければ問題ではないと言うことは分かった。しかしディズニーが映画で表現した「シュガーラッシュ」にはまた別の意味合いも込められていそう。ゲームをすると同じ症状になると言う暗喩が。
  • 犬のアンチエイジング、人間にも応用? 遺伝子治療の最前線

    米タフツ大学カミングス獣医学部で僧帽弁閉鎖不全症のキャバリア「エース」の心臓の検査をする獣医師たち。エースは、心臓を若返らせる可能性のある新しい遺伝子治療の試験に参加している。(PHOTOGRAPH BY BECKY HALE) 長寿研究者たちは長年、線虫やショウジョウバエ、マウスやラットを研究対象としてきたが、近年はイヌに照準を合わせることで、人間の時間を戻す方法を発見したいと考えている。 人間の肉体や認知能力が加齢とともに衰える理由を探るのに、イヌは格好のモデルになる。イヌは人間と同じ家に住み、同じ空気を吸い、しばしば同じものをべ、がん、関節炎、糖尿病、認知症、肥満、フレイル(加齢による虚弱)、僧帽弁閉鎖不全症など、高齢者がかかる多くの病気にかかるからだ。イヌの生涯は人間よりもはるかに早く進むので、科学者は人間なら何十年もかかるような生物学的変化を数年で追跡することができ、はるかに少

    犬のアンチエイジング、人間にも応用? 遺伝子治療の最前線
    osugi3y
    osugi3y 2023/02/05
    案外シリコンバレーでもアンチエイジングは注目されていると最近読んだ本で知った。https://diamond.jp/articles/-/241002
  • なぜ親や兄弟姉妹、子を食べる動物が多いのか? 共食いのメリット

    ヨーロッパアカガエルのオタマジャクシが仲間のオタマジャクシをべているところ。餌などが乏しい場合、よく見られる行動だ。(PHOTOGRAPH BY GEOGETTE DOUWMA, NATURE PICTURE LIBRARY) 「共い」は印象のいい言葉ではない。しかし研究と発見が進むにつれ、自然界では重要な行動であることが分かってきた。 自分と同じ種の動物をべることは「動物界ではごく一般的です」と語るのは、米ロングアイランド大学の名誉教授で、『共いの博物誌——動物から人間まで』の著者である生物学者のビル・シャット氏だ。共いは無脊椎動物と魚類で頻繁に観察されるが、どの動物グループでも見られるという。 「長い間、生態学者は共いを異常な行動だと考えてきました」と、米カリフォルニア大学デービス校の昆虫学者・線虫学者であるジェイ・ローゼンハイム氏は話す。飼育下に置かれることや、自然とはか

    なぜ親や兄弟姉妹、子を食べる動物が多いのか? 共食いのメリット
    osugi3y
    osugi3y 2023/01/14
    人間も戦争するからな、同種同士での殺し合いは人間以外もある、と。
  • 鳥を見たときにあなたの脳で起こること、野鳥の効能とは

    ネパールのボダナート寺院でハトに餌をやる人。新たな研究によると、都会にも農村にも生息する鳥たちは、メンタルヘルス増進に役立つ可能性があるという。(PHOTOGRAPH BY JAY DICKMAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 今、あなたには鳥が見えるだろうか。鳥の声が聞こえるだろうか。もしそうであれば、あなたのメンタルヘルスは増進されているかもしれない。 学術誌「scientific reports」に10月27日付けで発表された研究によると、野鳥がいる場所にいることは、人の気持ちをよりポジティブにさせるという。 この研究に参加したボランティアは、2週間にわたって1日3回、スマートフォンのアプリを介してアンケートに答えた。質問の内容は、自分の周囲の環境と精神状態にかかわるものだ。収集されたデータからは、ある傾向が明らかになった。鳥に出合える人たちは、気分がよいと報

    鳥を見たときにあなたの脳で起こること、野鳥の効能とは
    osugi3y
    osugi3y 2022/11/27
    そうなのか。鳥を見るといいというのは分かったがどうもカラスが群れているとなぜか不吉な感じがするんだよな。道路で跳ねられた動物に群がっていたりその状況でまた跳ねられたカラスがいたりで。
  • 「良い幻覚剤」でうつ病や依存症を治す、盛んになる研究と治験

    シビレタケ属のキノコには、向精神作用のあるシロシビンという物質が含まれている。 (PHOTOGRAPH BY ALANA PATERSON, THE NEW YORK TIMES/REDUX) 米ジョンズ・ホプキンス大学の幻覚剤研究者マシュー・ジョンソン氏は、うつ病や依存症に苦しむ患者にマジックマッシュルームの有効成分であるシロシビンを投与する治療法を研究している。 2022年2月15日付けで医学誌「Journal of Psychopharmacology」に発表された研究では、重いうつ病の患者24人に対して、心理療法と併用してシロシビンを2回投与したところ、1年後の寛解率は58%だった(心理療法のみによる寛解率は3分の1程度とする研究結果がある)。 また、米非営利団体「幻覚剤学際研究学会(MAPS)」 は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の患者に合成麻薬のMDMAを投与する実験で、治

    「良い幻覚剤」でうつ病や依存症を治す、盛んになる研究と治験
    osugi3y
    osugi3y 2022/11/13
    そもそもLSDは医療目的で作られて当初はアメリカでも違法ではなかったはず、キャリー・マリスも使ったと自著で書いてあった。昔は日本でもマジックマッシュルームも合法だったし。
  • 侵略的外来種のミノカサゴ、ついにブラジル沿岸にも定着

    ミノカサゴはもともとはインド洋から太平洋にかけての海域に生息していたが、おそらく人が放流したせいで、現在はカリブ海と西大西洋の一部に定着している。今回ブラジル沿岸でも数を増やしていることが分かった。欲は旺盛で、(人間以外には)はこれといった天敵もいない。(PHOTOGRAPH BY HUMBERTO RAMIREZ, GETTY IMAGES 海を泳ぐ魚の中でおそらくもっとも有害で侵略的とされるミノカサゴ。破竹の勢いで拡大する生息域が、北中米のメキシコ湾やカリブ湾と同じように、はるか南のブラジルからも報告された。 ミノカサゴは何年もの間、拡大を続けてきた。ミノカサゴがメキシコ湾で初めて見つかったのは1985年のこと。放流された観賞魚だったと考えられたが、その後生息域を米国の東海岸沖やカリブ海にまで急速に広げ、2010年ごろには南米沿岸でも確認された。 しかし、ベネズエラやトリニダード・ト

    侵略的外来種のミノカサゴ、ついにブラジル沿岸にも定着
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    osugi3y 2022/08/27
    食用としてブランディングに成功してる国もあるのでそれを参考にしてほしいね。日本では馴染みのある魚
  • コロナは感染回数が多いほど死亡率上昇、後遺症にもなりやすい

    新型コロナウイルスのオミクロン株の研究中に個人用防護服を調整する、オーストラリアのシドニーにあるセントビンセント病院応用医学研究センターのウイルス学者(2021年12月8日撮影)。オミクロン株のBA.4とBA.5系統は、依然として再感染を起こす主要な原因となっている。(PHOTOGRAPH BY KATE GERAGHTY, THE SYDNEY MORNING HERALD/GETTY IMAGES) 新型コロナウイルスの変異株のなかでも感染力の強いオミクロン株の出現により、再感染率が上昇している。米国では3度目、4度目の感染をする人さえいる。また、オミクロン株の亜系統はこれまでに獲得された免疫を回避する能力が高いことも研究で判明している。(参考記事:「オミクロン株のBA.4とBA.5系統が米国で急拡大、気になる特徴とは」) こうした疫学データは新型コロナが何度も再感染しうることを示して

    コロナは感染回数が多いほど死亡率上昇、後遺症にもなりやすい
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    osugi3y 2022/08/03
    最近ワクチン接種したからってウレタンマスクしてる人増えてきたんですよね。感染回数が死亡率と「相関関係」があるのならまだまだ不織布マスクは必須だと思うんですけどねぇ
  • 米国で幻覚キノコ狩りが静かな人気、都会の庭や植え込みに自生

    わずか数を摂取するだけで幻覚作用を起こすマジックマッシュルーム。米国太平洋岸北西部には、十数種類が都市部の植え込みなどに普通に生えている。写真は、P. オボイデオシスティディアータという名のマジックマッシュルーム。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL CHRISTOPHER BROWN) 冬から春にかけての雨上がりの日、米国西海岸の道を歩いていると、家の庭やビルの前の植え込みなどに、たくさんのキノコが生えているのが目につく。 サンフランシスコ近辺でも様々な種類のキノコを見かけるが、キノコ通にとって特に気になるのが、いわゆる「マジックマッシュルーム」として知られる幻覚キノコだ。 なかでもよく見られるのは、シビレタケ属のキノコ3種。シロシベ・キアネセンス(Psilocybe cyanescens)、シロシベ・アレニー(Psilocybe allenii)、そしてシロシベ・オボイデオシ

    米国で幻覚キノコ狩りが静かな人気、都会の庭や植え込みに自生
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    osugi3y 2022/05/04
    日本でも人気になってほしい
  • 海に岩をまいて温暖化抑止、進む「海洋アルカリ化」実験

    特大の試験管「メソコズム」の外側に藻類が繁殖して日光を遮らないようにブラシで清掃するスキューバダイバー。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL SSWAT, GEOMAR) ここはアフリカ北西部の沖合にあるスペイン領カナリア諸島、グラン・カナリア島の静かな村。夜明け前の港を科学者のチームが足早に歩いてゆく。目指すは、並んで海に浮かぶ9つの大型試験管「メソコズム」だ。 「急ごう、もうすぐ明るくなる」。目を充血させた研究者が、箱形の重そうな装置を1つのメソコズムの中に沈めた。発光する生物の活動を測定する装置だ。「明るくなってからだと測定値に影響するのです」と説明してくれた。 ウレタン樹脂でできたメソコズムは、8000リットルの海水で満たされ、それぞれに異なる量の石灰岩が混ぜられている。石灰岩は炭酸カルシウムを主成分とする岩で、水に溶かすとアルカリ性になる。 このとき研究チームが取り組んで

    海に岩をまいて温暖化抑止、進む「海洋アルカリ化」実験
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    osugi3y 2022/01/07
    これを読むとちょっと前に日本でニュースになってた軽石が漂着するのって自然界がCO2を吸収するのに取り入れてるシステムだよね。
  • なぜ寄生虫は大切なのか、その驚くべき戦略と役割とは

    ブルーティラピアの尾びれに寄生する扁形(へんけい)動物。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 寄生虫と聞くと、ほとんどの人はぞっとするはずだ。自分から進んで寄生虫に体を差し出そうという人はまずいない。寄生虫を表す「parasite(パラサイト)」という英語の語源は、「並んでべる」というギリシャ語だ。寄生虫と並んで事をするのは、どう考えてもイケていない。 しかし、米国ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立自然史博物館の進化生物学者ジミー・バーノット氏によれば、寄生は「大成功を収めた生命の形態」だ。その点で、寄生生物はもう少し尊重されてしかるべきかもしれない。 寄生という形態は、動物、植物、菌類、細菌、そしてウイルスまで、あらゆる生きものに行き渡っている。チスイコウモリや、小さなオスがメスと一体化して生殖す

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    osugi3y
    osugi3y 2021/12/20
    そういう意味で言ったらcovid-19も人間に有益なウィルスに変異したりしないのかな
  • ネオニコチノイド系殺虫剤を使い始めた1993年に起きたこと

    島根県宍道湖におけるウナギとワカサギの激減と殺虫剤ネオニコチノイドの関連をひもとく論文が、学術誌「Science」に発表されたのは2019年のこと。この研究を主導したのが、宍道湖の研究をライフワークとする東京大学教授の山室真澄氏だ。その核心はナショジオのニュースでも紹介したが、科学ミステリーのような山室氏の新刊『東大教授が世界に示した衝撃のエビデンス 魚はなぜ減った? 見えない真犯人を追う』(つり人社)から、ネオニコチノイド系殺虫剤がウナギやワカサギのエサに及ぼした悪影響についてのエピソードを紹介する。(全3回) 動物プランクトンとエビ類が激減 ネオニコチノイド系殺虫剤は昆虫類の神経系に作用するが、同じ節足動物である甲殻類の神経系は昆虫類とほぼ同じだ。となると、宍道湖の魚にとってエサとして重要な動物プランクトンの大部分を占めるキスイヒゲナガミジンコは、もしかしたらネオニコチノイド系殺虫剤の

    ネオニコチノイド系殺虫剤を使い始めた1993年に起きたこと
    osugi3y
    osugi3y 2021/12/10
    ネオニコチノイド以外にも農薬はあるだろう第一他国では使用禁止にできているのでやろうとおもえばできるはず
  • 次世代のハチの繁殖力にまで悪影響、ネオニコチノイド系殺虫剤

    ブルーオーチャードビー(Osmia lignaria)は果樹や多くの在来種に不可欠な花粉媒介者だ。(PHOTOGRAPH BY JENNIFER BOSVERT, ALAMY STOCK PHOTO) 多くの作物を授粉するハチの繁殖力に、ネオニコチノイドという殺虫剤が世代を超えて悪影響を及ぼす。そんな研究結果を示した論文が、11月22日付けの学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された。 そのハチは、ツツハナバチの一種であるブルーオーチャードビー(Osmia lignaria)だ。果樹の相棒として、リンゴ、サクランボ、アーモンド、モモといった人気作物の授粉を担い、米国に自生する多くの花も授粉している。 大きさはミツバチとほぼ同じだが、ほかの点はかなり異なる。青い金属のような光沢を帯び、単独生活を送り、花粉を脚でなく腹部の毛に付けて運ぶ。 多くの花粉媒介者と同様、農業に不可欠な存

    次世代のハチの繁殖力にまで悪影響、ネオニコチノイド系殺虫剤
    osugi3y
    osugi3y 2021/12/03
    日本もネオニコチノイド系の農薬を法律で禁止すればいいのにな
  • 木炭を運ぶ女性

    ナショナル ジオグラフィック英語版1911年11月号より(白黒写真に手で彩色)。 写真:WILLIAM W. CHAPIN 大きな俵を背負った女性が石畳で立ち止まり、こちらを振り返る。ここは日光の山中。俵の中身は木炭で、ここまで5キロ近く歩いてきた。さらに1.5キロほど離れた場所まで荷物を運び、その対価として、いくばくかの代金を受け取る。屈強な男性でも音を上げそうな重労働だが、女性はこの仕事に慣れているのか、軽々と運んでいるように見えたという。1911(明治44)年11月号の特集「私が垣間見た日」の1枚。 特集の筆者で撮影者のウィリアム・W・チェイピンは、米や材木を運ぶ人々にもレンズを向けた。当時の山村には車両に適した道がなく、「何から何まで人が背負って運ぶしかない」と伝えている。 2021年11月号 世界を驚かせた考古学の発見100/エチオピアの苦悩/南極の海の生命を守る/地球最南端の

    木炭を運ぶ女性
    osugi3y
    osugi3y 2021/11/04
    リアル炭治郎だ。漫画より背負ってる籠がでかい