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ブックマーク / realsound.jp (8)

  • 話が飛ぶ人は体内に複数の時間が流れているーーADHD当事者の作家が描くエッセイ『あらゆることは今起こる』

    小学校1年生のときの教室。クラスメイトたちの当たり前を、自分だけがさっぱり理解できず、それを周囲には悟られないように平静を装いながら、内心はげしく動揺している。もしかしたら自分は気づかないうちに、どこかに存在する「並行世界」に迷い込んだのかもしれない。そう思うと、次第に怖くなってくる。 小説家・柴崎友香の『あらゆることは今起こる』は、そんな「小説の始まり」のようなエピソードから始まる。でも、これは「小説」ではない。2021年9月にADHD(「注意欠如多動症」)の診断を受けたという柴崎が書き下ろした、発達障害をめぐるエッセイだ。医学書院の「ケアをひらく」シリーズに収められているのだが、そのコンセプトにたがわず、ひじょうに平易な言葉遣いで、発達障害の特性を知ることができる。著者自身が発達障害についての考えを深める過程と並行して書かれていて、ADHDという言葉を耳にしたことはあっても、充分に考え

    話が飛ぶ人は体内に複数の時間が流れているーーADHD当事者の作家が描くエッセイ『あらゆることは今起こる』
    osugi3y
    osugi3y 2024/07/06
    量子力学の多世界解釈も視点の移動というふうに捉えるとなるほど確かに見る視点によって世界は複数存在するとも言える。
  • 『チェンソーマン』はなぜ“実写映画的”なアニメになったのか 脚本・瀬古浩司インタビュー

    藤本タツキ原作のTVアニメ『チェンソーマン』が放送スタートした。 熱狂的なファンを獲得している同作のアニメ制作を手掛けるのは、『進撃の巨人 The Final Season』や『呪術廻戦』を作ってきたMAPPA。そして、作の脚を手掛けるのは、数々のヒットアニメの脚を手掛けてきた瀬古浩司だ。 近年、数多くのアニメ作品の脚を任されている瀬古だが、そんな彼から見て『チェンソーマン』の魅力とは何か、その魅力を映像に翻訳するためにどんなことを考えて執筆したのかなどについて話を聞いた。(杉穂高) 原作ものは愛情とリスペクトが出発点 ――瀬古さんは原作を読んだ時、どんな印象を抱きましたか? 瀬古浩司(以下、瀬古):すごく映画的な漫画だと思いました。モノローグは少なく、カメラワークは時にダイナミックで時に繊細、画面には常に空気が流れている(たとえば常に埃が舞っていたり風が吹いていたりする)ように

    『チェンソーマン』はなぜ“実写映画的”なアニメになったのか 脚本・瀬古浩司インタビュー
    osugi3y
    osugi3y 2022/10/23
    チェンソーマンネットカフェで2話まで見ましたわ。あれスプラッターもので設定非常にいいなと思ってたんですけど、テーマとしては下心とそれを隠す本音と建前みたいな内容だった。おっぱい揉みたいですよね。
  • NTTドコモ、大規模な通信障害か 電話などが「繋がらない」の声相次ぐ

    7月19日9時58分現在、NTTドコモの回線に何かしらの障害が見られ、さまざまなユーザーから通話が繋がらないという症状が報告されている。 NTTドコモの障害発生マップによると、現在は全国的に障害が発生している模様。早期の復旧と、原因の究明が求められる。NTTドコモからはいまだ公式なアナウンスはなく、詳細についての情報が待たれるところだ。

    NTTドコモ、大規模な通信障害か 電話などが「繋がらない」の声相次ぐ
    osugi3y
    osugi3y 2022/07/19
    田舎だとNTTいう選択肢はないので助かった。
  • アニメ『プラネテス』は一生の財産にもなりうる作品だ Eテレでの再放送開始に寄せて

    テレビアニメ『プラネテス』がNHK Eテレにて1月9日より、毎週日曜19時から再放送される。今でもアニメファンから絶賛の声が寄せられ、名作と呼び声高い作品が全国に再放送されることは、放送時から毎週楽しみにしていたファンである筆者としてもとても喜ばしい。今回は『プラネテス』が高く評価される理由について簡単に紹介していきたい。 『プラネテス』は、幸村誠による1999年から2004年にかけて連載された全4巻の同名の漫画作品が原作。2003年にテレビアニメとしてが放送された。監督は『スクライド』や、今作の後に『コードギアス 反逆のルルーシュ』や、また2022年には『ONE PIECE FILM RED』の監督を務めることも発表されている谷口悟朗が務めている。制作スタジオはガンダムなどのロボットアクションの印象も強いサンライズが務めており、ロボットバトルのない作品の制作を担当したことも話題を集めた

    アニメ『プラネテス』は一生の財産にもなりうる作品だ Eテレでの再放送開始に寄せて
    osugi3y
    osugi3y 2022/01/09
    これはマジでいい作品。忍者の回とか見ていて切りたくなる回もあるが、1話完結から連作に切り替わるタイミングもいい作品だったように思う。ケスラーシンドロームなんて単語はこの作品で知ったくらい。
  • 新ゲームハード「Steam Deck」が売切れ必至になる、と言い切れる理由

    Nintendo Switch、Playstation 5、Xbox Series S/X……。新しいゲームハードの発表はいつだって人々を沸かせる。仮に買うつもりがない人にとっても、新たなゲームハードはそれだけで常に新しい地平を開き、ゲーム文化に革新をもたらしてきたことを経験的に知っているからだ。 今年7月にValveが発表した「Steam Deck」にも同様の注目が集まっている。7インチのディスプレイを真ん中にしつらえた携帯可能なゲームハードで、驚くのはAMDと共同開発したAPUに、Zen2ベースのCPU、RDNA 2ベースのGPUを搭載したことで、最大1.6TFLOPS/FP32の性能を実現。実質的にPS4、Xbox One Sに匹敵する処理能力を持ち、価格は最低価格399ドルという安さ。北米や欧州では先行して予約が始まったところ、1時間ともたずに予約完売。公開されたページもろともダウ

    新ゲームハード「Steam Deck」が売切れ必至になる、と言い切れる理由
    osugi3y
    osugi3y 2021/08/03
    ゲーマー向けでしょ。フレームレート30fpsが目標って結構致命的だと思うが。
  • 予想大外れ、興収100億に届きそうにない『シン・エヴァ』 反省しつつその理由を分析

    先週末の動員ランキングは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、土日2日間で動員32万9999人、興収5億2801万7500円をあげて、初登場2位の『モンスターハンター』にダブルスコア以上の差をつけて3週連続1位に。前週の週末との興収比では約78%と、新たな来場者プレゼントの効果もあって下げ止まりの傾向も見られ、3月28日までの21日間の累計では動員396万1480人、興収60億7821万1750円を記録している。 さて、『シン・エヴァ』については、第一報として公開日翌日に書いた3週前に「『シン・エヴァ』、緊急事態宣言下ながら興収100億円超え確実のロケットスタート」と冠した予想記事をアップしてしまった以上、そろそろ落とし前をつけなくてはいけない。「興収100億円超え」の可能性はまだわずかに残っているものの、「確実」はやはり言い過ぎだった。さらに、その文中ではこっそり(と言いつつ、しっかり各

    予想大外れ、興収100億に届きそうにない『シン・エヴァ』 反省しつつその理由を分析
    osugi3y
    osugi3y 2021/04/01
    いちばんの原因はアニモメンのアニメ離れにあると思う。アニモジさんと言ってもいい。映画館での感染例が報告されたので賢明なアニモメンは映画鑑賞を避けるからか https://twitter.com/ac_ebina1/status/1370685433265356806?s=20
  • 蘇るデスマーチの記憶…… 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の“お仕事映画”感|Real Sound|リアルサウンド 映画部

    休憩はおろか帰宅すらできない過剰労働、いわゆるデスマーチ(死の行進)を経験したことはあるだろうか? 私はある。家には帰れず、たまに帰ってもシャワーを浴びるだけで即出社。同僚は過労で次々と倒れ、遂には40歳に差し掛かった先輩が突如「俺には友達がいない」と泣き出した。もちろん上に抗議はする。しかし、管理監督者は「納期を守れ」「さっさと自分の仕事をしろ」と一点張り。さらにもっと酷いことになるのだが、それは後ほど書こう。ともかく、私はデスマーチを経験した。若い頃の苦労は買ってでもしろと言うが、あれは大嘘だ。人生屈指の嫌な思い出である。そんな記憶を、まさかハリウッド映画で思い出すことになるなんて。前置きが長くなったが、『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(2018年)は、そういう映画である。 麻薬戦争の最前線を描いた傑作『ボーダーライン』(2015年)は、FBIのケイト(エミリー・ブラント)が、鬼

    蘇るデスマーチの記憶…… 『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』の“お仕事映画”感|Real Sound|リアルサウンド 映画部
    osugi3y
    osugi3y 2018/12/01
    これもカワンゴの養分やんけ
  • なぜ真の女性ヒーロー映画が登場するまで40年かかったのか? 『ワンダーウーマン』の画期性

    ついに、ついに、真の女性ヒーロー映画が誕生した。 ここまで長かった。1978年の『スーパーマン』から数えればヒーロー映画歴史は今年で40年。その間、女性ヒーロー映画はずっと暗黒の歴史だった。1984年の『スーパーガール』は評価、興行とも散々。2004年の『キャットウーマン』はラジー賞。何よりの驚きは、これだけアメコミ映画が隆盛を極める中で、女性ヒーロー映画にはこの2作の大失敗くらいしか振り返るべき歴史がない、ということだ。そもそも制作すらされていないのだ。 『ワンダーウーマン』だって例外じゃなかった。2000年ころから噂レベルでは映像化の話はあっても実現まで行き着かない。唯一、形になったのは2011年のTVシリーズのパイロット版1話のみ。しかも、出来が酷いということで放映すらされなかった。 というような歴史を踏まえれば、今回の映画『ワンダーウーマン』がアメリカで今夏最大のヒット、歴代興行

    なぜ真の女性ヒーロー映画が登場するまで40年かかったのか? 『ワンダーウーマン』の画期性
    osugi3y
    osugi3y 2017/09/09
    エイリアン2も女性ヒーローだと思うのだが。
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