プレスリリースなどに散見される、あいまいなジャンル表記やキャッチコピー筆者は日々、各ゲームメーカーから送られてくるプレスリリースや、ニュースサイトの紹介記事、あるいはゲームの配信サイトに目を通しているが、昨今とりわけ気になることがある。それは、ゲームのジャンル表記、あるいはキャッチコピーが非常にわかりにくいタイトルをしばしば見掛けることだ。 「これはヘンだな……」と思うケースが特に多いのは、レトロゲームをオマージュした(と思われる)新作ゲームのプレスリリースだ。ここ1、2年ほどの間に、「本作は『8bit風』ゲームです」とか、「『90年代風』アクションゲームの最新作」などと紹介されたタイトルをしばしば目にするようになった感がある。 だが、画面写真やトレーラー映像を見ると、「これのどこが『8bit風』なんだ?」と首をかしげたり、「説明文と実際の内容が違っていないか?」と疑問を抱くことがままある