コーエーテクモゲームスが販売しているNintendo Switch用アクションゲーム『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は任天堂の人気シリーズ「ゼルダの伝説」の最新作にして大ヒットタイトル『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の前日譚(たん)だ。なぜ任天堂ではなく他社から出したのか? 『ゼルダ無双 厄災の黙示録』の舞台は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の100年前。主人公・リンクが記憶を失ってしまう前の物語だ。「ゼルダ」シリーズと物語がつながるソフトが、任天堂以外から発売されるのは前代未聞 2017年3月、任天堂がNintendo Switchと同時に発売した『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下『ゼルダの伝説 BotW』)は、世界中のゲームファンが認める傑作だった。その年のゲーム関連の賞を総なめにし、Nintendo Switchの普及をけん引。「Wii U」の失敗