大きく体調を崩し、1年間寝たきりの状態になったことがあります。 もう社会復帰は無理かもしれない・・・、本気でそんなことを思っていました。 つらいつらい療養生活を強いられ、将来に対する不安がそのままストレスとなって、なかなか病状がよくなりませんでした。 毎日泣いてばかりいました。これでもか！というくらい泣き尽くしたと思います。 そんな中、私の心をずしんと底から支え、励ましてくれるものがありました。 これです。私が病気で倒れるのと同時に、親友が念願だった世界一周旅行に出かけたのですが、行く先々で絵葉書を購入し、その土地で体験したことを宛名面の空いたスペースいっぱいに記して、日本にいる私の元へ届けてくれたのです。 私はベッドから身動きが取れないものの、頭の中では彼女の旅の軌跡を追うように、様々な国の、様々な景色の、様々な人々のイメージで胸がいっぱいになり、枯れかけていた心を潤すことができました。

恐怖をまき散らした【義歯のおじいさんシリーズ】と同じ職場の話です。 義歯のおじいさんが去った後、その穴を埋めるため、新しいおじいさんが日勤に入りました。 ４人ほど面接をして、その中から選ばれた人なので、まぁまぁ普通の人なんだろうと思っていました。 仮に「お嵐さん」と呼ぶことにしましょう。 お嵐さんの研修は私が担当しました。 いきなり「おや？」と思いました。お嵐さん、歩くのがすんごく遅いんです。一緒にいてハラハラしてしまうほどの遅さです。 まぁいざというときは早く歩けるんだろう、人間誰だってそんなもんでしょ、ととりあえず足の遅さのことはスルーしました。 受付にいればいい、目覚めた状態でいればいいだけの仕事。 定年退職後、まだ体力が少し余っていて（でもお金がなくて）、朽ち果てるまでへばりつく墓場のような職場です。 お嵐さんは義歯のおじいさんとは真逆で、多くを語ろうとはしませんでした。 結婚はし

毎日色んな方のブログを拝見していますが、最近気になるようになったのが、過去記事へのリンク方法です。 とくにはてなブログでは、最初からリンクをかっこよく見せる機能が付いているようで、いいなと前から思っていました。 自分のブログでもぜひ取り入れたいと思って色々検索していたのですが、WordPressの方向けの記事が圧倒的に多く、Blogger使用の私は調べるのを一時あきらめかけていました。 でもねばってその後、過去記事などの見栄えのするリンクのことを「ブログカード」と呼ぶことが分かり、それをキーワードに検索し直したところ、簡単にかっこいいリンクを作成できるようになりました。 それまではこんなふうに過去記事を貼っていました。 『私の部屋を一部公開！栗ぜんざいを食べていたら』 私の場合、記事にいつもオリジナルのイラストを入れるので、アイキャッチとしてリンクに埋め込むことができると、「なに？このおか

前回の続きです。 スーパーの店員さんやレジに並んでいるお客さんに対して怒鳴るおじさん。 その名は「アヒル」 背が低いわりに足がでかい。そのでかい足は水虫。 この男についてそれ以上のことを知りたいと思う読者様は果たしているのでしょうか？ もしいないとしても、私はこの男についてもう少し書かなくてはなりません。 見てしまったからです。 知ってしまったのです。 「アヒル」と呼ばれる男がなぜスーパーで怒鳴り散らすのかを。 父と散歩中、偶然見かけてしまいました、アヒルが働いている姿を。 いつも行くスーパーとは別のスーパーの駐車場の警備員をしていました。 「あ～ちゃんと働いている人なのか～」と思った次の瞬間、駐車場から出ようとしている車がクラクションを鳴らし、さらに車の窓を開けて「おい！」とアヒルに向かって怒鳴りました。 アヒルはいったいどんな様子だったかというと・・・、 また別の日にも見かけました。

昨年アップした『レジの店員がブチギレていた件』に登場した60代くらいの男性客、またなにやら店員さんに向かって「バカ」だの「とろい」などの暴言を吐いていました（ブチギレられた店員さんのレジはもちろん避けていました）。 新年を迎えパワーアップしたのか、レジに並んでいるお客さんに向かって「おまえらじゃまだ！」とか吠えてました。ワケ分かりませんね。 「そのうち入店拒否みたいなことになりそうだね」と父と話していたのですが、その後父がいきなり、 「あいつ背は小さいのに、足が異様にでかくないか？」 え？そこ？足？うん、確かに160cmあるかないかの背丈にもかかわらず、足のサイズが30cmくらいあるように見えます。 ただでかい靴を履いていて、中身は小さいのかもしれませんが（背が低いことがコンプレックスで足だけは大きく見せようとしている？）、なんともギョッとするバランスです。 さらに父が、「あいつアヒルみた

２年くらい前に実家の給湯器を買い替えました。 その給湯器はシャワーの温度を変えると「給湯温度を◯◯度に変更しました」としゃべります。 別にしゃべらなくてもいいんだけど、しゃべらなくする方法が分からず、しゃべらせっぱなしです（たぶん音量を調整すればいいのかな）。 そのままお正月を迎え、兄と弟が帰ってきて、ちょっとビックリすることが起こりました。 我が家のお風呂の設定は、湯船、シャワー共に41度に設定してあります。 私は湯シャン（シャンプーを使わずに頭を洗う）派で、ネットで色々調べて熱すぎる湯は頭皮の皮脂を洗い流しすぎてしまうのでよくない、40度くらいがいい、という情報をつかんでいました。 なので、お風呂に入るたびに、シャワーの設定を40度に直していました。 お風呂場で操作するのですが、しゃべるのはキッチンにある操作パネル。 私がお風呂から出て、次に弟が入ることに。 キッチンに響きます。 お！

ガス炊飯器【リンナイ　こがまる】10合炊きで家族大集合でも大丈夫！簡単予約タイマー付きで安心＆楽チン！ 我が家が購入したのは【リンナイ　こがまる】10合炊き（同じようにAmazonへのリンクを貼りたかったのですが、リンクが見つかりませんでした）。 普段は父・母・私の三人で暮らしているのですが、お盆休みやお正月に兄＆兄の子どもたちや弟が帰省するので、大集合のときのことを考慮して10合炊きを選びました。 古い炊飯器のガスホースを外すとき、ガスの元栓が閉まらなくなっているのに気づいて至急東京ガスの人に来てもらい、ついでにガス炊飯器のパンフレットをもらいました。 そのときオススメされたのが【リンナイ　こがまる】なのですが、パンフレットには5万円に近い値段が記されていました。 父、その場で誘導されるように買いそうになっていましたが、「炊飯器が5万円？高すぎない？」と思った私がすぐにAmazonで検索

私に連日嫌がらせをしてきた義歯のおじいさん、本社の命令で異動となり、職場から消え去りました。 そのとき私が感じたこと、「あのおじいさんがいないだけで、この職場はなんて健康的なんだ！あ～楽しい。座っているだけの仕事が本当に座っているだけの仕事になって清々しい。これでもう神経を張り詰めることはない」 働きはじめたばかりの頃は、簡単な仕事とはいえ、ちゃんと続けられるか不安でたまりませんでしたが、義歯のおじいさんがいなくなって、私は確信を得ました。 この職場ならとりあえず5年は働ける。 その間に体力をつけて、心も元気だった頃に近い状態に戻して、ひょっとしたらキレイなオフィスで事務などの仕事に就けるかもしれない。 そうなればまず自分がうれしいし、家族も喜んでくれるだろうし、連絡が途絶えていた友人とまた連絡を取り合って、会うことができるようになるかもしれない。 ひょっとしたら恋人もできるかもしれない。

座っていればいいだけ、目覚めた状態でいればいいだけの仕事。 なんならマネキンでも座らせて、自分は寝転んでいてもいいんじゃないかと思える仕事。 メンタル弱め、体力なしなしの私にとってそこは最高の職場になるはずでした。 しかし私の研修を8日間マンツーマンで担当した義歯のおじいさん（68歳）が、どうやら私に恋をしてしまったらしく、信じられないような猛烈なアプローチを受けました。 それをすべて拒否していると、義歯のおじいさん、急に職場に来なくなってしまいました。 シフトの穴をすべて私が埋めることに。 こんなことならおじいさんに少しでも優しくしておけばよかった。 くれるものはなんでも、「はい、はい」と受け取っておけばよかった。 おじいさんにだって財産に限りがあるはずです。 しかしそのときの私には、受けっ取ったらなにか見返りを求めてくる、「食事に行きませんか」などと誘ってくるような気がして、おじいさん

※毎日おじいさんの話ですみません！ 研修をマンツーマンで担当した義歯のおじいさんから、研修後、電話かけまくってくる事件やロッカー開けて何か入れまくってくる事件が勃発。 私の心はすっかり乱されていました。 このままだとまた具合が悪くなって、働けなくなってしまう・・・、そんなふうに思っていると、「電話は控えて下さい」と言ってあるはずの義歯のおじいさんから再び電話が。 くだらない話ならすぐに切ってやろうと思っていたのですが、おじいさん、どうも様子がおかしいのです。ちょっと厳粛な感じ。 聞いていると、え？なに？私の研修をやり直す？ 死人でも目さえ開いていればできるようなこの仕事の研修をやり直す？ いやいやあんた、私に会いたいだけでしょ？ 私がロッカーに入っているお菓子やその他もろもろの品に対して無反応なので、やきもきしてるんでしょ？ これはちょっとガツンと言っておかないと、自分の身が危ない気がしま

研修をマンツーマンで担当した義歯のおじいさん、いよいよシリーズ化してきました。 私が働き出した職場（ある施設の受付の仕事）は24時間営業、一人体制でした。 日勤（8時～18時）、夜勤（18時～翌８時）に分かれていて、私と義歯のおじいさんは共に日勤だったので、研修後まったく会うことはありませんでした。 で、研修で何でも大人しく話を聞く私に好感を抱いたのか（娘のようだと感じたのか）、研修後毎日毎日義歯のおじいさんから勤務中電話がかかってくるという事態が起きました。 それに対応しきれなくなった私が「電話は控えていただけますか？」と伝えた翌勤務日のことです。 ガーリック味のラスクと、「ごめんなさい」とだけ書かれたメモ。 義歯のおじいさんの仕業にちがいありません。 まず女性のロッカーを勝手に開けてしまうという時点でアウトです。 学校の部活などで女子同士でそうゆうことをするのはまだアリだと思いますが、

昨日の続きです。 おじいさんの口から義歯が飛び出してきた件～ある職場の研修の風景～ 研修を終え、一人で勤務に就き、研修をマンツーマンで担当した義歯の（おならブーブーの）おじいさんから解放された気分でリラックスしていました。 というか、まぁ受付に座っているだけ。目覚めた状態でいるだけ。 3時間ごとに施設内をぐる～と巡回するのが唯一の任務みたいな。 ホントに笑っちゃうくらい楽な仕事。 時給920円。こんな内容でそんなにもらっちゃっていいの？ こんなメンタルだめだめな私にもできる仕事があるんだ！と、ウホウホと軽く雄叫びを心の中で上げながら午後を迎えました。 と、突然受付の電話が。 出ると、義歯のおじいさんからでした。 「どう？うまくいってる？一人で大丈夫？」と義歯のおじいさん。 「大丈夫ですよ。今のところ問題ないです」 心配してわざわざ電話してきてくれたのはうれしいのですが、それ以上話すことは何

10年前にパニック発作を起こし、それから2年くらいしてある施設の受付で働くことになったときのことです。 その仕事は簡単に言うと、マンションの管理人みたいな仕事です。 警備員でもないし、受付嬢でもない。とくにこれといってすることはない。 いればいい。そこに目覚めた状態でいればいい。 しかも一人勤務。勤務中本を読んでもOK。何かを書いていてもOK。 最高じゃないですか。 それなら私にもできそうだと思い、実際働くことになったのですが、そこには数々の落とし穴が・・・。 いればいいだけの仕事のくせに研修が8日間もありました。 8日間マンツーマンで仕事を教えてくれたのはこの人。 定年退職して再就職したおじいさん。 365日24時間営業なので、シフトを回すため他にもおじいさんが何人かいました。 研修の9割がおじいさんの生い立ちから現在に至るまでのただただ長いストーリーを聞かされるというものでした。 ちっ

昨年末紹介した近所のスーパーで見かけた潔癖症の人。 年明け早々同じスーパーで鉢合わせてしまいました。 様子を伺っていると、前回よりパワーアップしていたのでお知らせします。 前回は、お会計後、無料のビニール袋をこんなふうに繋げたまま輪っかを作り、ショルダーバッグとして利用していました。 ブログサークルの方から「切れ目が入っているから意外に弱い」というご指摘があり、私もたぶん家に帰るまでにはビニール同士繋がっているどこかしらが破けてしまうだろうなと思っていました。 その予感は的中したらしく、今回潔癖男は新手に出ていました。 店の人、迷惑ですよね、こんな客。 でもやはりグレーゾーンなのか、注意せずにスルーしていました。 潔癖男やりたい放題です。 また何かあったら報告したいと思います。 追記：昨日kuriさんのブログを紹介したのですが、kuriさんのブログでも私のブログ取り上げてくださっていてビッ

三角さんの部屋ってどうなってるの？なんかごちゃごちゃしてそう。 私の部屋はボロいけど（じゃっかん軋むけど）、汚くはないですよ。 家具が白ばかりでなんか診察室みたい。精神科医目指してます！（うそうそ） デスクの空いてるスペースにいつもマグカップ３つくらいおいて、紅茶、緑茶、ココアをガブガブ飲みながらブログ書いてます。 机と椅子と電気スタンドはニトリです。 パソコンはTOSHIBAです。 カレンダーはキャンドゥーです。 The・庶民！という感じで親近感を抱いていただけたらうれしいです。 小腹が空いたということで、なんか食べるものないかと１階のキッチンに行くと、 お～お～熱くておいしいおいしい。無限に食べられますね。 鍋で作ったので、おもちを足して、おかわりしちゃいましょう。 あらら。これはこれは、ブログサークルでお世話になっているkuriさんじゃないですか！ こんなところでお会いするとは！ こ

父と歩くときはだいたい１メートルくらい距離を置いています。 父は歩くのがけっこう早いので、すたすたと一人で行ってしまいます。 でも長い階段になると、いきなりおじいちゃんになって、手すりをつかみながらゆっくり登り下りします。 まぁ自由な感じでやってもらっているのですが、スーパーの店内では話は別です。 スーパーの店内は照明がまぶしくて、床がつるつるしていて、「転倒するかもしれない」「意識が光の世界に吸い込まれて、足も体も頭もぐにゃぐにゃになってしまうかもしれない」という謎の恐怖が私を襲います。 なので、 常に父の脇にピッタリくっついて歩きます。 先日も、ピッタリ作戦で父とスーパーに行ったのですが、ちょっとよく分からない現象が起こりました。 お正月のおせちの具材コーナーで父が立ち止まり、黒豆をかごにほいほいと２個も入れたのです。 「おせちはもういいよ～」と私。 すると父はかごに入れた黒豆を１個だ

お正月ということで、弟や子連れの兄が実家に帰省中で、家がガタガタギシギシ言っています。 お正月なので、お正月らしい記事を書きたいと思っていたら、ちょうどいいテーマを発見！ ブログサークルでお世話になっているゆーたんまるさんのブログで、ご家族で『猪イラストコンテンスト』をやっていて、それが強烈に面白かったので我が家でもマネさせていただくことにしました！ ゆーたんまるさん一家のコンテストの記事はこちら。 なかなかハイレベルな展開となっています。家族みんながイラストを描いてくれるというノリの良さがいいですね。 うちの家族はどうかしら？ なんかね、みんなぶつぶつ言いながらも、それっぽいものを描いてくれましたよ～。 では、さっそく紹介していきます。 三角家イノシシ絵コンテスト 父は遠近法がどうとか言いながら描いていました。たぶん足の部分のことですね。 そして１枚目を描き終わると、それをくしゃっと丸め

お正月、普段よりゆるいモードで生活していたら、いきなり雷をドカンと落とされました。 兄からLINEで「これからそっち帰る。◯◯ちゃんたち（兄の子どもの名）も一緒」。 兄は離婚していて、子どもたち二人は奥さんのところで暮らしているのですが、たまに、たま～に子どもたちには会ってるみたいです（会わせてもらっている）。 あの子たちが来るのか～。もう何年も会っていません。 私は子どもは好きなのですが、兄の子どもたちとどう接していいか分かりません。 とりあえず怖い話をしてくれというので、しまくったら、「え？」みたいな顔されました。 海外ドラマの『クリミナルマインド』みたいな話をしていたのですが、お化けじゃなくて殺人の怖い話？それは聞きたくない、って拒否されました。 なんだまだお化けのほうか。お化けより殺人鬼のほうがよっぽど怖いと思ったのですが・・・。 私、未だに「ねぇね」なんて呼ばれています。別に「お

はてなブックマークを一時撤去していたのですが、また設置することにしました。 可能性を色々考えたら、設置しておいたほうがいい気がしたからです。 でも通りすがりの人に不快なことを書き込まれるという悪い可能性もあって、そのことでちょっともやもやしていると、夢の中で「はてブ～！はてブ～！」と苦しみながら叫び、朝４時に目覚めました。 それが私の初夢でした。 みなさんはどんな初夢でしたか。 夢をまったく見ないという方もいらっしゃるみたいですね。人間って面白い。 面白いといえば、こんな初夢だったら面白いんじゃないかというのを思いついたので、ちょっと絵にしてみます。 いつも行くマクドナルのようでマクドナルドじゃない。 店員の胸の辺りに「M」ではなく、「S」の文字が。ここはどこ？ え？何？「ししまいバーガー」って・・・。 勝手に頼んじゃってるけど・・・。 あれ？お尻の辺りがもぞもぞしてきたわ。 それに何？こ