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2009年4月26日のブックマーク (4件)

  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 「観る」という行為は実は恐ろしく深いのだー梅田望夫「シリコンバレーから将棋を観る」

    2009年04月25日20:23 カテゴリ将棋 「観る」という行為は実は恐ろしく深いのだー梅田望夫「シリコンバレーから将棋を観る」 クルーゾー警部でおなじみのピーター・セラーズは、晩年に「チャンス」という不思議な映画を残した。知的障害をもつ「チャンス」は、ある富豪の大邸宅に庭師として住みこみ、一度も屋敷の外に出ることなく暮らしている。しかし、主人の死とともに追い出され、初めて外の世界に飛びだす。全く疑いを知らない静謐な人柄に人々はひきつけられ、誤解は誤解は招き、ついには大統領候補にまでなりかけるというコメディである。 チャンスの唯一の趣味テレビを「観る」ことだ。外部の世界の騒ぎに巻き込まれることは決してない。屋敷の外に出ても、周りの人々や世界の喧騒をひたすら静かにテレビを観る様に見守り続ける。その落ち着きがますます人々を感心させる。当は知的障害で、ただテレビを観る様に世界を観ているだ

    ものぐさ将棋観戦ブログ : 「観る」という行為は実は恐ろしく深いのだー梅田望夫「シリコンバレーから将棋を観る」
  • 「観る」ことと「する」こと「生きる」こと - My Life Between Silicon Valley and Japan

    「ものぐさ将棋観戦ブログ」で、拙著「シリコンバレーから将棋を観る」を早速読んで取り上げていただいた。「「観る」という行為は実は恐ろしく深いのだ」を読み、何だかいくらでも語り合えそうな気がしてきて、ブログを始めた頃の楽しさを思い出したので、思いつくままに、そのテーマとなっている「観る」と「する」について書いてみよう。 単純化すると「観る」というのは客観的な行為、「する」というのは主観的な行為である。人は結局自分の人生を生きなければならない。あくまで生きるというのは自分自身の主観的な行為である。自分でしなければどうしても身につかないということは確かにある。だから「する」(生きる)という行為は尊い。だが、そこに客観的な「観る」行為が欠けるのならば、自分を失ったり自分の狭い価値観に閉じこもることになってしまう。 ふと思いだしたのが、将棋ではなくてラスベガスのことだ。 アメリカに来てまもない頃、初め

    「観る」ことと「する」こと「生きる」こと - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • 不安のループ - 池田信夫

    私のブログの「希望を捨てる勇気」という記事に多くの反響があって驚きました。これは特に若い世代に、経済の先行きについての不安が高まっていることを反映しているのでしょう。では人々が会社を見捨てて転職したり起業したりするかというと、現実は逆です。生産性部の調査によれば、今年の新入社員のうち「今の会社に一生勤めようと思っている」社員の比率は55.2%と、過去最高になりました。 転職について「しないにこしたことはない」とする回答も34.6%と最高を記録し、「社内で出世するより、自分で起業して独立したい」とする回答は14.1%と、史上最低になりました。これは当然です。不況になると外部労働市場が収縮して転職が困難になるので、会社にしがみつこうとする。こうした保守的な傾向が強まると企業は求人を減らし、労働市場がさらに収縮する・・・という負のループが発生するのです。 これはDiamondの有名な論文で示さ

    不安のループ - 池田信夫
  • 途上国が貧しいのは先進国が搾取しているからではないし、貧乏人が貧しいのも金持ちが搾取しているわけではない : 金融日記

    こんにちは。 藤沢Kazuです。 世界にはアメリカや日のような豊かな国々があります。 また、アフリカの多くの国々のように極めて貧しい国々もあります。 その中間にはBRICsのような新興国群があります。 もっとも日は1990年ぐらいまでは少なくとも経済的には世界でトップクラスのリッチな国だったわけですが、その後はみなさんご存知のように経済大国としての地位はどんどん凋落して、今では香港やシンガポールなんかより国民一人当たりのGDPは下になってしまいましたけれども。 ところで、国民一人当たりのGDPと言うのは簡単に言えば国民一人の平均年収みたいなものです。 アフリカの多くの国々が最貧国です。 アジアにもカンボジアや北朝鮮のような最貧国があります。 南米にもボリビアのような非常に貧しい国々があります。 世界の最貧国では生まれてくる赤ちゃんは劣悪な衛生環境で次々と死亡します。 飢饉で国民が餓死す

    途上国が貧しいのは先進国が搾取しているからではないし、貧乏人が貧しいのも金持ちが搾取しているわけではない : 金融日記