プーチン氏の部分的動員令をめぐり、前線投入に必要な訓練や装備品供給は無理との見方が出ている/Olga Maltseva/AFP/Getty Images (CNN) 欧米の軍事アナリストらは29日までに、ロシアのプーチン大統領がウクライナ戦争での兵員補充のために打ち出した部分的な動員令に触れ、前線投入に必要な訓練の提供や兵器の供与を新たに招集した兵士にできる状況にはないとの見方を示した。 動員令ではロシアのショイグ国防相がテレビ局の取材に、最多で予備役30万人の規模になる可能性に触れていた。 英ロンドンを拠点にするリスク管理企業「シビリン」の欧州アジア担当責任者は、ロシア軍は現在、30万人の予備役を迅速かつ効果的に配置できる状況にはないと断定。ウクライナでの相当な規模の装備品の喪失を受け同国への正規軍の派遣でも十分な装備を与えることに苦慮していると述べた。 ウクライナ軍は最近、同国東部や南
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