トップ コラム ソウル便り AAN発 一線から アジア人記者の目 研究拝見 新刊から ニュース リンク English AJWフォーラムから バックナンバー>> 中国主導のインフラ投資銀行、ブレトンウッズ体制への挑戦なのか 津上俊哉(つがみ・としや)/現代中国研究家 2014年11月10日 津上俊哉さん 中国の手で、新しい国際金融機関アジアインフラ投資銀行(AIIB)が来年設立されることが内定したようだ。この銀行は、アジアで各国に跨(また)がる交通インフラなどの整備を促進して、域内各国の「互連互通」を進めていくことを目的としている。昨年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の折りに、中国の習近平国家主席が提唱し、東南アジア、中央アジアなどの途上国の賛同を得て、現在設立準備中だ。第1ステージではアジア諸国だけで設立し、当初資本金の500億ドルの約半分は中国が拠出するが、第2ステージで
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