「オシャレな子が撮れなくなった」との理由で、次号の発売で月刊発行を終了すると発表した伝説のスナップ雑誌『FRUiTS』。日本のストリート・ファッションに何が起こっているのか? 日本のティーンのストリート・スタイルを記録し続け、約20年間で233号を発行した『FRUiTS』が、月刊での発行を終了すると発表した。ここ数年議論されている"紙媒体の終焉"がこの動きの背景にあることは想像に難くないが、『FRUiTS』の創刊者でメイン・カメラマンでもあった青木正一が休刊の理由として語った内容がなんといっても驚きだった。Fashionsnapとのインタビューで同氏はその理由を「オシャレな子が撮れなくなった」と語っている。 1996年に創刊された『FRUiTS』は、カラフルに着飾った原宿のユースを支持し、新たなストリート・トレンドや真に興味深い服装の人々をドキュメントした信頼度の高いオーセンティックな記録
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