遂に5位決定戦も終了。5位を決めるというちょっと微妙な位置の戦いであっても熱い駆け引きが繰り広げられる描写はとても良い。……のだけど、今回は何時にも増して際どい描写が多かったような。特に冒頭からからカラーページで描かれるあまりにもやばすぎるカットの連続には思わずのけぞってしまうほど驚かされましたよ、ええ。 この巻を読む前に阿知賀編を通し読みしたのも有って、今回は阿知賀編が初登場のキャラクターたちの特徴や戦い方を知った上で読めた。その御蔭もあって阿知賀編とはまた違った戦い方が展開されていると感じられ、なお楽しめた印象 能力バトル物ってそれぞれが持つ特殊能力を披露して互いが相手の能力をどう潰していくのか、という点が見どころとなっていくのだけれど、どうしたって相性は存在する。だから素晴らしい能力を持っていても、相手によっては上手く使われていなかったりする。 それが今回のように5位決定戦という形を