司書と「専門職(profession)」の理念系 理念型か。ただの「専門家(professional)」でなく、医師、教師、牧師など「プロフェッション」に司書をなぞらえることがかつて流行した。まあプロフェッション類似(para-profession)みたいではあろうけど、professionには足りんし、それをめざした運動も破たんしたということは、図書館業界よりも図書館行政担当者に浸透した『図書館の論点整理』の司書の章に書いてあったことだった。 まあパラプロっちゅーことで で、JLAのプロフェッション運動が破たんしたのは大いに認めちゃうんだけど、一方で「論点整理」でも認めていたように「専門職種」ではあるんだから、まあ、パラプロぐらいの位置づけでやったほうが、専門職種としては良いだろうと思われ。 だから、司書業に関連して拘束時間外で自己研鑽することは、悪いことというより良いことなのだろう。