従前、AWSの提供するGPUインスタンス g2.* に搭載されているGPUはGRID K520というちょっと古いモデルで、PG-Stromは非対応だった。 理由は、一年ほど前にComputing Capability 3.5以降で対応のDynamic Parallelism機能を使うように全面的に作り直したからで、詳細は以下のエントリを参照。 kaigai.hatenablog.com その後、昨年の10月にAWSは新世代*1のGPUインスタンスを新たにリリースした。 japan.zdnet.com これでPG-Stromの動作要件を満たすようになった上に、特にメモリ搭載量で相応の強化が行われたため、例えばPGconf.ASIAで発表を行った創薬領域の類似度サーチのような、I/Oが支配的でないようなワークロードであれば相応の効果が見込める、ハズである。 発表から少し間が空いてしまったが、p