ダイ・ハードを十倍楽しく観る方法 「ダイ・ハード」のドジョウが一匹だったわけ 「ダイ・ハード」は究極のアクション映画である。本作以降のアクションは、もはやジョン・ウー映画のような様式美的ケレン味あるものか、ジャッキー・チェンの体を張ったものしか生き残れなくなった。「マトリックス」も様式美的という意味では、ジョン・ウー作品に近い。 「ダイ・ハード」はシリーズ化されているが、「2」はレニー・ハーリン監督作らしい大味なもので、「3」はジョン・マクティアナン監督に戻ったが、1作目の面白さは取り戻せなかった。では、「ダイ・ハード」の何がそんなに面白かったのか。 真っ先に挙げられるのは、シナリオの構成の妙である。岡田斗司夫氏の「オタク学入門」で詳しく検証されているが、30分で動機付け、60分で社会化、90分で絶体絶命の定石を見事に踏んでいる。 第2は、超高層ビルを密室とするアイデアの勝利であり、物理的
「オラオラ!」「おとなしくしろ!」「静かにしてろ!」。 「みなさん見てください!」「警察が労働組合活動を弾圧しています!」 3月25日、卒業式が行われていた中央大学多摩キャンパス(東京都八王子市)構内は、駆けつけた約30人の警察官の怒号で一時騒然となった。大学構内でビラ配りなどの情宣活動を行っていた労働組合員14人が、建造物侵入の現行犯で逮捕されたのだ。中央大学生協と労組との7年にわたる労働争議のさなかの逮捕だった。 「これは警察権力による労働争議への介入であり、明らかに不当逮捕です」と声をあげるのは、今回逮捕された当事者の一人である吉田比呂子さん(54)。中央大学生協は、中央大学から学食・売店の運営や図書整理などの業務を受託する消費生活協同組合。吉田さんは93年から2005年まで、中大生協のパート職員として図書館に勤務していた。 ことの発端は2000年6月、吉田さんが直属の上司で
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