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ダイ・ハードを十倍楽しく観る方法 「ダイ・ハード」のドジョウが一匹だったわけ 「ダイ・ハード」は究... ダイ・ハードを十倍楽しく観る方法 「ダイ・ハード」のドジョウが一匹だったわけ 「ダイ・ハード」は究極のアクション映画である。本作以降のアクションは、もはやジョン・ウー映画のような様式美的ケレン味あるものか、ジャッキー・チェンの体を張ったものしか生き残れなくなった。「マトリックス」も様式美的という意味では、ジョン・ウー作品に近い。 「ダイ・ハード」はシリーズ化されているが、「2」はレニー・ハーリン監督作らしい大味なもので、「3」はジョン・マクティアナン監督に戻ったが、1作目の面白さは取り戻せなかった。では、「ダイ・ハード」の何がそんなに面白かったのか。 真っ先に挙げられるのは、シナリオの構成の妙である。岡田斗司夫氏の「オタク学入門」で詳しく検証されているが、30分で動機付け、60分で社会化、90分で絶体絶命の定石を見事に踏んでいる。 第2は、超高層ビルを密室とするアイデアの勝利であり、物理的
2011/11/09 リンク