圧着端子は用途別に多種があります。普段なにげなく使っていますが、電力、信号をやりとりするキーパーツなのです。 圧着端子が開発される以前は屋内配線では各国とも電線同士を直接ハンダして接続する方法が一般的でしたが、1925年(大正14年)ごろヨーロッパ・アメリカで圧着による接続方法開発され、第二次世界大戦後は圧着接続が非常な勢いで普及しました。 本誌では、安全・確実な圧着接続をするために電線、圧着端子、圧着工具、加工方法の話をいたします。 1 不適正な圧着工具を使用し、焼損事故などにつながる事故が多い。