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ブックマーク / gomisai.blog75.fc2.com (2)

  • ねがてぃぶろぐ

    電子工作ブログ、ちょっと変わった回路、PICやPSoCといったマイコン、LTspiceとScilabによるシミュレーションをメインとしています。 AkaiKKRでは、直交座標系(x, y, z)のなかに結晶の軸(a, b, c)を置いて第一原理計算を行っています。この際、計算の種類によっては直交座標系のz方向が特別扱いされることがあります。例えばスピン軌道相互作用を入れた計算では、結晶のスピンがz軸方向に揃うとして計算します。 AkaiKKRでコバルトの結晶磁気異方性では、六方最密充填のc軸方向をz軸方向に置いた場合(デフォルト設定)とx軸周りに徐々に回転させて行ったときで全エネルギーがどのように変化するかを計算しました。 この様な回転をさせる際に、結晶構造をブラべ格子ではなく、基ベクトルでしていすると便利だと書きました。実は、その後の2018年2月15日のアップデートで、より簡単に結晶

  • ねがてぃぶろぐ ecaljで半金属α-スズ

    ダイヤモンド構造を持つα-スズ(灰色スズ)は、バンドギャップがほとんどない半金属であることが知られています。今回は、ecaljを用いてα-スズの計算し、LDA計算でもGW近似計算でも半金属的なバンド構造を持つことを確認しました。 ダイヤモンド構造のα-スズ 私たちがスズと聞いて、日常的に思い浮かべるのは、β-スズと呼ばれる正方晶の結晶で、金属です。ここで周期表を眺めてみると、スズは14族に属する元素です。14族元素を上から順に見てみると、炭素・シリコン・ゲルマニウムといずれもダイヤモンド構造をとる半導体です(炭素の最安定構造はグラファイトですが)。スズもまた、13℃以下の温度では、ダイヤモンド構造をとり、α-スズ(灰色スズ)と呼ばれ、通常のβ-スズ(白色スズ)と区別されます。

    otori334
    otori334 2020/11/12
    スズペストから.金属が導電性を失うのは直感に反するが,実際はメタロイドに属するスズの同素変態に伴い導体的金属からセミメタルに変化するだけ.α-スズのバンド構造と比較して,β-スズの金属らしさを確かめたい.
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