タグ

ブックマーク / www.cl.aoyama.ac.jp (1)

  • 読書ガイド - 青山学院大学 文学部日本文学科 高校生のみなさんへ

    このは、私が高校時代に将来は日語の研究をしようかと思いたったきっかけになった2冊の書物のうちのひとつです。もう1冊は、金田一京助編『明解国語辞典』(現在の『新明解国語辞典』の前身)なのですが、それは辞書なのでまた別の機会にお話しするとして、ここでは、この『象は鼻が長い』について紹介してみます。 『象は鼻が長い』は1960年に、くろしお出版から刊行されたもので、もう半世紀も前の書物ですが、まだその中で述べられていることは日語研究の中で解明されていないことも多いのです。具体的にどんなことがかいてあるのか、ちょっと見てみましょう。 日語には、「象は鼻が長い」や「日温泉が多い」など、「○○は××が……」のように二重に主語があるように見える文が多くあります。また、主語だけでなく、「このは、父が買ってくれました」の「このは」のように「買う」という動詞の目的語が「は」で示されているように

    読書ガイド - 青山学院大学 文学部日本文学科 高校生のみなさんへ
  • 1