■進化学説を論文発表 東京工科大学(東京都八王子市、学長:大山恭弘)応用生物学部の佐藤拓己教授は、鳥への進化は、「インスリン耐性」(注1)の獲得に起因するとする新しい進化学説を発表しました。この「インスリン耐性」は、鳥が出現する1億年以上前にその祖先とされる獣脚類が獲得していた可能性があります。 本学説は、内分泌学のトップジャーナルである「Trends in Endocrinology and Metabolism」オンライン版(8月23日)にレビュー論文として掲載(注2)されました。 【研究背景】 鳥は、一部の小型獣脚類(2足歩行の肉食恐竜)から進化したと考えられています。ともに羽毛や気嚢(注3)を持ち高い運動性能を保持しています。但し化石による実証が難しいこともあり、高い運動性能を可能にした効率的にエネルギーを生産するシステムは未だ解明されていません。本研究では、2億5千万年前の「大絶
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