カーリングのストーンなぜ曲がる? 札幌で「蒸発・摩耗モデル」検証実験 (04/01 12:13、04/01 20:00 更新) カーリングのストーン(石)が曲がる仕組みの解明を目指す前野紀一北大名誉教授の実験が28日、五輪選手らが参加して、札幌・どうぎんカーリングスタジアムで行われた。回転数を変えて石を投げ、曲がり具合との関係を調べるためのデータを集めた。 石がなぜ曲がるかは未解明だ。進行速度と回転数が関連しているとみられるものの、データの蓄積はほとんどない。前野名誉教授は「蒸発・摩耗モデル」と名付けた理論を提唱しており、これを確かめるために札幌カーリング協会の協力で実験を行った。 ソチ冬季五輪・カーリング女子日本代表の北海道銀行チームから船山弓枝、苫米地美智子の両選手が参加したのをはじめ、トップ選手9人が合計210回、回転数を変えながら石を投げた。これをスタジアム据え付けのハイビジョン映