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ブックマーク / 0xcc.net (27)

  • 横着プログラミング 第3回: 履歴マニア

    最終更新日: 2002-05-18 (公開日: 2002-05-18) Unix Magazine 誌に 2002年1月号から 2003年2月号にかけて連載し ていた記事の元の原稿です。 コンピュータの方がうまくできることに人間を使うな。 -- Tom Duff *1 私の見る限り、プログラマという人種は決まって事務作業が嫌いな ようである。同じような書類を何枚も書かされたり、1つ誤字があ るから書き直せと言われたりすると、異常にストレスがたまる。 同様に、計算機を使っていても、同じような作業を何度も繰り返し たり、ちょっとでも間違えたら最初からやり直し、というのは耐え られない。そこで、今回は履歴を活用して作業の再利用をするノウ ハウを取り上げる。 シェルの履歴 Unixを使い始めて間もない初心者が作業しているところを見ると、 打ち間違えたコマンドを律儀に最初から打ち直しているのに気づく

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    otsune 2006/08/29
  • プログラミングのノウハウ

    プログラミングに関するノウハウは大きく 3つにわかれると思う。 (またもや強引な分類) 1. 普遍的なノウハウ アルゴリズム, データ構造, オブジェクト指向, ツールボックスアプローチ, λ計算, etc. 2. システムのノウハウ 言語処理系, 計算機アーキテクチャ, OS, ネットワーク, etc. 3. 雑多なノウハウ 恣意的なAPI, 恣意的な言語仕様, 各種ソフトウェアの設定, 各種コマンドラインオプション, ソフトウェアのインストール作業, 各種システムの仕様の違い, 「最新技術」, etc. プログラミングをする上では 3種類のノウハウすべてが多かれ少な かれ必要なのだけど、僕のような人は、ついつい 3番目の雑多なノ ウハウばかりが増えていってしまう。日々のネットサーフィンで得 られるノウハウは大抵これである。 雑多なノウハウというのは、「たまたまそうなっている」だけであっ

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    otsune 2006/08/22
  • ハッカー養成塾: 深追い、佳境、バッドノウハウ

    最終更新日: 2006-01-31 オープンソースマガジン2006年3月号に向けて書いた記事の元の原稿 です。 ハッカーウォッチャー 前回の武藤健志さんからバトンを受け取った高林です。ハッカー養 成塾の講師という大変な役目を軽々しく引き受けてしまいましたが、 筆者などは、むしろ出来の悪い塾生といったところが当です。 しかし、どういうわけか、これぞハッカーという人たちと知り合う 機会には恵まれてきました。稿では、彼らを観察して得られた知 見を元に、ハッカーの人物像について考察してみたいと思います。 ハッカーの人物像 ハッカーといってもいろいろな種類がいますが、筆者の周りのハッ カーに共通に見られる傾向に、以下の3つがあります。 「深追い」しまくり 「佳境」に入りまくり 「バッドノウハウ」に詳しいこと甚だしい 上記の 3点について、これから掘り下げていきたいと思います。 「深追い」は筆者と

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    otsune 2006/05/12
  • Ruby, Pythonで並列に逆引きを行う - bkブログ

    Ruby, Pythonで並列に逆引きを行う ウェブサーバのログを解析するときなど、IPアドレスからホスト名を引く処理 (逆引き) を大量に行いたいときがあります。DNS への逆引きの問い合わせには場合によっては数秒待たされることがあるため、大量の IP アドレスをひとつづつ順に処理していくとかなり時間がかかります。 記事では Ruby または Python でマルチスレッドで並列に逆引きを行う方法を紹介します。 Ruby の場合 Ruby で逆引きを行うには socket ライブラリを使う方法と、Resolv ライブラリを使う方法があります。マルチスレッドで並列に逆引きを行うには Resolv ライブラリを使う必要があります。 socket ライブラリを使った場合、 Socket.gethostbyaddr か Socket.getaddrinfo を使って逆引きを行います。これらは同

  • 読解いやな法則: 身近な人の偉大さは半減する - bkブログ

    読解いやな法則: 身近な人の偉大さは半減する 読解いやな法則の第2回です。今回は、もっともいやな法則のひとつである「身近な人の偉大さは半減する」を取り上げたいと思います。 これは危険な法則です。いくら思い当たる節があっても「そうそう、まったくその通り」などと話題に出すわけにはいきません。そんなことをしたら、周囲の人に対して「みなさんへの尊敬は半減していますから」と宣言しているようなものです。 「身近な人の偉大さは半減する」現象が起きやすいシチュエーションとして、ネット上で一目を置いていた人物と実際に知り合ったとき、があります。ネット上の言動からクールなエンジニアを想像していても、実際には一日の大半をどうでもいい知識の深追いに費やしている「深追イスト」であることがあります。この場合は半減現象が急速に進行します。 このような半減現象は、想像していた人物像と実際とのギャップによって主に引き起こさ

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    otsune 2005/10/04
    Donald Knuth病になるために重要なのは「深追イスト」であることを読み取れずに高林バッシングをする人がいそう
  • 自然言語処理 悪魔の辞典

    言い換え (paraphrase) 都合の悪いことを別の表現でごまかすこと。物は言い様。 例: 「わがまま→自分の意思をしっかり持っている人」 「不潔→ワイルド系」「くだらない研究→興味深い研究」 「役に立たない研究→基礎研究」 意味論 (semantics) 意味論の意味は意味論の意味論によって定義される。 SVM (support vector machine) ポスト決定木の最右翼。決定木を参照のこと。 エラー率 (error rate) 精度の向上が芳しくないときに用いる。精度が 0.01 % 上がりま した、と言わずに、エラー率が 5%下がりました、と言うとよい。 機械学習 (machine learning) 自己の学習をあきらめた人間の最後のよりどころ。 形態素解析 (morphological analysis) 文を形態素に分割すること。形態素が何であるかは永遠の謎。 決

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    otsune 2005/07/11
  • いやなブログ: ポール・グラハム論法

    ポール・グラハム論法 ポール・グラハムの「ハッカーと画家」はハッカー的な人間のための癒し系エッセイである。ちょうど、もやもやと考えていたようなことを気持ちよく代弁してくれる。 氏のエッセイを読んで感化された人間は、「ポール・グラハムも言っていた」という一言を自分の主張に加えるという誘惑にかられる。虎の威を借りる作戦である。 これをさらに押し進めると、ポール・グラハムが言っていないことでも、ポール・グラハムが言っていたことにするといういかがわしい論法にたどり着く。「100論文は1ハックに如かず、とポール・グラハムが言ってたよ」という具合である。 「100論文は1ハックに如かず」はめちゃくちゃだが、ハッカー的な人間にとっては一理なくもない。ポール・グラハムも言っているように、大学などにいるハッカーは、論文を書かなくてはという強迫観念にかられ、結果として、ハックの手を止めてしまう。これは社会的な

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    otsune 2005/02/20