今各方面で立体音響制作へのチャレンジが始まっていますが、どの様にして作るのか、よく分からず手探りで進むケースが殆どの様です。 映画やゲームにはサラウンドでのサウンド制作に歴史があり、その制作環境も整っていると言えます。 専用のソフトウェア&ハードウェア、そしてスタジオがあり、すでに多くの作品が世の中に出ています。 では、 VR音響はどうか? サウンドインスタレーションはどうか? そして音楽制作は? それぞれのフィールドの間に明確な垣根はありません。 しかし求められるサウンドは大きく異なります。 極端な言い方をすれば、ゲームやVRで求められるのは"効果"。「後ろから物音がする」とか。 音楽制作ではそれよりも"音質"。「心地よい」とか。 きっと立体音響と聞いて連想する音も各々違うはずです。 自分がどのフィールドに向け、何を作り、どう聴かせたいのか? 目的を定め適切なツールを使い制作していく必要
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