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ブックマーク / news.senahideaki.com (4)

  • 2013年の終わりに際して(追記): 瀬名NEWS

    昨年12月29日に「2013年の終わりに際して(その2)」を書きました。その後、評論家・翻訳家の尾之上浩司さんのご仲介により、友成純一さんと連絡を取ることができました。  友成さんには、年末年始にお騒がせしたことを深くお詫びし、また貴重なご発言をいただきましたことに感謝の気持ちを伝えました。  友成さんから2014年1月3日22:22付で頂戴したメールを、友成さんのご許可のもとに全文掲載いたします。友成さんはA氏、B氏といわずきちんとおふたりのお名前を出してほしいとご希望されていましたので、あえてそのまま掲載いたしました。 (以下引用) --------------------------------------------------- 瀬名さん、 ご丁寧に、有難う御座います。 こちらこそ、連絡を頂けて、当に幸いです。ああいう具合に書いて頂いて、クラブ内部で起きている事情が判り、私も嬉

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    otsune 2014/04/28
  • 瀬名NEWS: 研究者の作法

    今日、大学に行ったら、「研究者の作法 ー科学への愛と誇りをもってー」というパンフレットが届いていた。全教員に配られたものらしい(学内なら大学のサイトでポスターのPDFが見られる)。 ・独創性の尊重 アイデアは研究の命です。 ・研究への誠実さ 自分を欺かない。 ・論文はまごころをこめて と、3項目が掲げられている。「東北大学研究推進審議会 平成19年4月」の発行。 しかしこれを眺めて思うのは、文芸の世界ではこれらの作法は全く通用しないばかりか、むしろこの作法を破らないと生き延びることができない、という現実だ。理系の大学を出た人間なら、この3つのことはだいたい身についていると思うけれど、この作法で小説を書こうとすると凄まじいジレンマに出会う。 まず読者の多くは、作者のアイデアの独創性など重視しない。多くの人は、面白ければいい、という人間らしい気持ちに忠実である。いや、アイデアの独創性を重視する

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    otsune 2007/04/19
  • 瀬名NEWS: 拙事務所のポリシー

    昨年末に出した『境界知のダイナミズム』、紀伊國屋ブックウェブの「この商品と同じ分野の売れ筋商品を見る」では最近6か月間の販売数で12位、最近1か月では3位。ロングセラーばかりを相手に、地味なとしては健闘。嬉しい。もっと上がれ〜! なんかこのところ、日々の用務以外では書評用のと資料のばかり読んでいてへろへろである。今日もノーベル賞化学者ミッチェルの伝記をひたすら読んでいた。いわば滑走路の端でブレーキを踏んでフルスロットルに入れ、ショートフィールド・テイクオフ直前の状態か。いや、これから書きまくりますよ! とはいえ、Vxを達成しても、最終的にはVyにしなければリーチが伸びない、つまり原稿は上がらないのだ……。 世間では某番組の捏造問題が取り沙汰されていて、以前にもそんな捏造があったとか、そのときの学者がいまごろ告発して「研究者への信頼が失われる」といっているが、研究者に限らず人はそうやっ

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    otsune 2007/02/07
  • 瀬名NEWS: 科学を「正義の味方」と勘違いしない

    最近のニュース記事。 <セクハラ>脳科学の教授を免職処分へ 北海道大学 たくさんのポピュラーサイエンスを書き、一般からの人気があった人物である。しかし90年代後半から少しずつおかしな発言が目立つようになっていった。一時期持ち直したようにも見えたが、こういうことになるとは思いもしなかった。 実は俺にもこの科学者との共著がある。拙書に寄稿していただいた原稿そのものは読みやすく、まとまりのあるもので、批判されるべきところはないはずだが、彼を共著者に迎え入れることを発案したのは俺であるから、監修者としての責任は俺にある。 この科学者は、俺が今度講演する「『脳を活かす』研究会」の発起人のひとりでもある。研究会のウェブサイトには、設立の趣旨として次のような文章がある。 最近の「脳文化人」の出現は後者のタイプの神経倫理学を現代社会が強く求めていることを示しています。しかしながら、俗説をあたかも脳科学の

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    otsune 2006/04/11
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