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ブックマーク / www.webtech.co.jp (13)

  • 田中圭一のゲームっぽい日常 バブルの舞台裏 - OPTPiX Labs Blog

    「政府は景気が回復しているというけれど、少しも実感することができない。」 これは、小泉政権のころからず〜っと世間で言われ続けていることだ。こんな話を聞くたびに私は周囲の人に「じゃあどうなったら景気が回復したと実感する?」と聞いている。様々な答えが返ってくるけれど、総合してみると「バブルの時代が戻ってくれば」というのが一般的なようだ。なるほど、好景気とはまさにあの時代を指して言うのだろう。 しかし冷静に考えてみてほしい、「バブル」と名前がついてることから、この好景気は「弾けることが前提」であり、決して人々を幸福にするものではないのだ。 ボクはよく20代の人から「あなた方はいいですよね。バブルの時代にいい思いをしたのでしょう。」と言われることがある。 しかし、あの時代ボクは社会人になったばかりで、いい思いなんかほとんどしちゃいないのだ。バブル期にいい思いをしたのは、経営者から課長ぐらいまでの管

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    otsune 2021/10/09
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 恐怖!憑依された人たち - OPTPiX Labs Blog

    これは、知人のプランナーが体験した怪談話である。 彼……仮にAさんとしておこう。プランナーAさんは、ある出版社に「分冊百科」の企画を持ち込んだ。いわゆるディアゴスティーニのような、毎週パーツやDVDなどの付録の入ったが届いて百科事典や模型を完成させていく週刊誌だ。 企画会議は難航を極めたが、最終的にはGoサインが出た。その際、Aさんの企画に最後まで反対していた出版部長の対応をAさんはとても不快に感じていたという。その部長は、ことある毎にAさんの企画の問題点や不備な点を大きく取り上げ、それが解消されると別の問題点をクローズアップするといった、最初から企画を通さない姿勢で会議に臨んでいた。Aさんの目には、企画にケチをつけることを生きがいにしているようにさえ見えたらしい。それでも周囲の声に推されて部長は折れ、企画はOKとなったのだ。 そして、その分冊百科は発売されるやいなや大ヒットとなり、出版

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    otsune 2020/03/09
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 背筋も凍る、業績評価の真実 - OPTPiX Labs Blog

    転職好きなサラリーマンとして5社を渡り歩き、その中の何社かで、マネージャーを経験した。 マネージャーの仕事に、部下の評価、つまり昇給・昇格を決めるというものが当然ある。社内で示された評価基準に則って評価をするわけだが、じつはこれがとても悩ましい。 例えば営業なら、営業マンとして、それぞれの役職(主任、係長、課長、次長、部長)に求められる能力があり、それが社内向けのもの(事務処理や目的意識、責任感など)、社外向けのもの(接客、販売促進、販売実績など)、多岐にわたる項目について評価し、最終的な成績を決めるのだ。 恣意的なもの、感情的なものを挟んではいけないし、同じセクション、同じ階級の部下を横並びで冷徹に見ていかなければならない。 当然だが、社員にはそれぞれ個性があり、営業手法も同じではない。同じ営業でも微妙に職域が違っていたり、統一規格のものさしをあてることはすごく無理があると感じていた。

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    otsune 2017/05/13
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 無料で描くことの難しさ - OPTPiX Labs Blog

    4年前、地方にある喫茶店のオーナーから「店に飾るので大きなイラストを描いて欲しい」との依頼があって引き受けた。実はその際オーナーから「お店の経営も思わしくないので、無料で描いていただけないか。万一こっちに来ることがあれば事をご馳走するから。」さらに「田中さんがデビューした時からの熱心なファンで、今も応援している。」と言われ、こころよく引き受けることにした。 それからしばらくして、オーナーから「年も改まったのでテーマを変えて新しいイラストをお願いできないか?前のイラストはとても好評で、常連客も田中さんのファンになってくれた。」との連絡があり、引き受けることにした。ただ、それも無料で描いて欲しいということだった。その時は「まぁ、ファンも増えたことだし、いいか。」と思い、再び無料でイラストを提供した。そして翌年も、年が改まる度にイラストを描いた。 そして4年目になる今年の1月、オーナーから「今

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    otsune 2017/04/14
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 バブルの舞台裏 - OPTPiX Labs Blog

    「政府は景気が回復しているというけれど、少しも実感することができない。」 これは、小泉政権のころからず〜っと世間で言われ続けていることだ。こんな話を聞くたびに私は周囲の人に「じゃあどうなったら景気が回復したと実感する?」と聞いている。様々な答えが返ってくるけれど、総合してみると「バブルの時代が戻ってくれば」というのが一般的なようだ。なるほど、好景気とはまさにあの時代を指して言うのだろう。 しかし冷静に考えてみてほしい、「バブル」と名前がついてることから、この好景気は「弾けることが前提」であり、決して人々を幸福にするものではないのだ。 ボクはよく20代の人から「あなた方はいいですよね。バブルの時代にいい思いをしたのでしょう。」と言われることがある。 しかし、あの時代ボクは社会人になったばかりで、いい思いなんかほとんどしちゃいないのだ。バブル期にいい思いをしたのは、経営者から課長ぐらいまでの管

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    otsune 2016/05/17
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 脳内補完される私 - OPTPiX Labs Blog

    細野不二彦さんのマンガ「Gu-Guガンモ」のエピソードに、「顔がお釈迦様にソックリの詐欺師」が登場する話がある。やんごとなき尊顔に誰もが「この人は絶対に正直な人だ。」と思いカンタンに騙される、というストーリーだ。 題に入るが、ボクの知人で、20代の女性がいる。彼女は貞操観念が強い、いわゆる「身持ちの堅い女性」なのだが、周囲からは真逆のタイプに見られて、いつも迷惑しているという。 彼女の特徴は、巨乳、全体的にぽっちゃり体型、いつも気だるい表情、プリっとした唇、舌っ足らずなしゃべり方、気さくで人なつっこい性格…である。俗っぽく言うと「いかにもカンタンにやれそうなタイプ」に見える。だが、実態は違う。恋愛感情なしに身体の関係を持つなど、絶対にあり得ない、という考えの持ち主だ。 人は高い確率で、容姿から人を判断する。さらに、その人の属性やキャリアを踏まえて「この人はこういう生い立ちで、こういう仕事

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    otsune 2015/12/09
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 最近ちっとも見なくなった「赤っぽいマンガ」 - OPTPiX Labs Blog

    マンガが好きな人は覚えていると思う。 マンガ雑誌の巻頭に載っている作品は、最初の数ページがフルカラーでその後オレンジ色っぽいカラーページが数ページ続き、モノクロのページへと続く。 このオレンジ色のカラーページを「2色印刷ページ」と呼ぶ。 モノクロの黒インクと朱色インクの2色だけを使うカラーページのことだ。 ご存知のようにフルカラー印刷は4色のインクを使う。2色印刷はフルカラーに比べ低いコストで色ページを作ることができるわけだ。 インクを2色しか使えないわけだから表現できることは限られるが、カラーマンガにおいて、2色だけでフルカラーに近い印象を読者に与えることができるようなテクニックがある。 その一つが、輪郭線などの主線を黒インクではなく青インクを使うという方法だ。青インクは薄く塗れば水色が表現できるし、朱色インクを薄くして水色と混ぜれば紫色になる。 そうすることで使える色数が、黒(青インク

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    otsune 2015/03/13
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 それぞれの時代に「まる子」がいる - OPTPiX Labs Blog

    今、ネットで『岡崎に捧ぐ』というマンガが話題になっている。山さほさんという方がnoteに掲載するや短期間で人気を博した実話マンガだ。 この『岡崎に捧ぐ』は、作者の親友である岡崎さんとの小学生時代の思い出を綴ったものだ。ネットでの話題が大手マンガ雑誌の目にとまり、来年の1月からプロのマンガ家として山さんはデビューすることになった。 この作品、テイストは『ちびまる子ちゃん』に近いものの、描かれている時代がちがう。『ちびまる子ちゃん』が70年代を舞台にしていたのに対して、こちらは90年代が舞台だ。 大ヒットマンガ『ちびまる子ちゃん』は、読者の共感を呼ぶキャラクターたちに加え、その魅力の柱に「70年代あるある」があった。 そう、『岡崎に捧ぐ』は共感を呼ぶキャラクターに加え「90年代あるある」という魅力を備えているマンガだったのだ。 これを読んで、思いついた。『ちびまる子ちゃん』的なマンガは、各

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    otsune 2014/12/10
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 マンガ家にとって「50歳」とはどういうことなのか - OPTPiX Labs Blog

    今年もあと残り3ヶ月を切ってしまった。ついこの間、年が明けたとばかり思ってたのに、だ。 さて、題に入ろう。私は現在52歳。日人男性の平均寿命が79歳なので、ざっくりと余命は27年もあるわけだ。…27年も?いや、27年しか残っていないワケだ。 特に、マンガ家という「精密な絵を描く仕事」「感性豊かな物語を作る仕事」「常に新しいトレンドを作り出す仕事」に従事する者としては、27年はちっとも長い時間ではない。 50代になり、目に見えて「仕事に対する集中力」が落ちてきたのを感じる。40代までは1時間でできた仕事が、50代になって2時間以上かかることがある。 70代で今なお現役のあの宮崎駿監督も、最新作「風立ちぬ」は完成までに7年かかっている。だが、宮崎さんの劇場作品第1作「ルパン三世・カリオストロの城」はたった3ヶ月で完成している。もちろん、予算や時間制限の問題があっての3ヶ月だから単純比較すべ

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    otsune 2014/10/08
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 日本人はいつから「悔しがること」をやめたのか? - OPTPiX Labs Blog

    ハリウッドが送り出すロボットや怪獣の映画を観て、特撮ファンたちが狂喜乱舞している。「トランスフォーマー」「パシフィック・リム」「ゴジラ」。どれもCGを駆使した存在感、巨大感が圧巻だ。 私は以前から日の特撮について、CGが万能に使える時代に未だ着ぐるみとミニチュアで撮っているのはどうなのか?と感じていた。なので、ハリウッド怪獣映画を観て私は「そらみろ!日人がノロノロしているうちにハリウッドに全部持っていかれちゃったじゃないか!」と奥歯をギリギリと鳴らしたのだ。 ところが、多くの日人は「ありがとう!ハリウッド。ぼくら日人の宝物をこんなに凄い映像に仕上げてくれて!」と絶賛している。 ちょっと待て!みんな悔しくないのか?来なら日人が作るべきだった映像だぞ? 1954年の「ゴジラ」が作られた時代、日人は敗戦の影を引きずっていたこともあって「アメリカに負けてなるものか!西欧なにするものぞ

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    otsune 2014/08/10
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 街のパン屋さんみたいなマンガの売り方 - OPTPiX Labs Blog

    近い将来、インターネットがメディアの主戦場になるだろう。その時代に、マンガの売り方も様変わりするはずだ。自分は、少数の固定ファンを相手に、彼らが求めるマンガを確実に配信する、例えるなら街のパン屋さんのような出版社を目指す。 そう言って竹熊氏は「電脳マヴォ」という独自のマンガサイトをオープンした。 あれから数年経ち、紙の商業出版は今、販売数の伸び悩みから大きな曲がり角に来ている。それは同時に、マンガ家も曲がり角に立っていることを意味する。 以前にも、このコラムで書いたが、ネタ系のショートギャグはフリーのネットコンテンツによって、マネタイズがとても難しくなっている。どうやら、それはエッセイマンガも同じみたいだ。 私は青木光恵さんのエッセイマンガが昔から大好きだった。 趣味人である青木さんが、自分の好きなもの(マンガ、アニメ、少女・特に制服を着たJK、コスメ、衣服、動物など)について語る。 それ

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    otsune 2014/03/04
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 アニメで成功するなら昭和テイストが重要 - OPTPiX Labs Blog

    9月末に「宇宙戦艦ヤマト2199」が無事に完結した。劇場公開も成功しBlu-rayの売れ行きも大盛況、プラモデルも売れているとのことで、ヤマトファンとしては嬉しい限りである。 気になっているのは、この作品「旧来のファンから支持されただけではなく新規ファンの開拓にも成功した。」と言われている点だ。私の皮膚感覚では、新規ファンなんて、どこにいるの?って感じである。 「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版も大ヒットしているようだが、まどか☆マギカを観に行っているアニメファン(今のアニメファン)とヤマト2199を支持しているファンとは、あまり重なっていないように思えるのだ。 ・・・つまり、何が言いたいかというとヤマト2199は、何年もアニメから遠ざかっていた40代50代の普通の人々を、アニメに呼び戻した結果の大ヒットだったのではないだろうか、ということだ。 事実私の周囲にも、数名の「最近のアニメはまっ

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    otsune 2013/11/12
  • 田中圭一のゲームっぽい日常 なぜ雨具は進歩しないの? - OPTPiX Labs Blog

    洗濯機は70年代には全自動になり、掃除機も今ではロボット化されているというのに、雨をよける道具は…というと、21世紀になっても「傘」だ。 傘のシステムって、その昔コロボックルが大きな蓮の葉っぱを持って雨をよけた、そんな原始的な方法からまったく進歩していません。むしろ江戸時代の三度笠の方が両手が空くので機能的だったと言えます。 つまりは退化しているわけです。 …なぜでしょう? インターネットであらゆる知識が瞬時に手に入る時代に 細胞や遺伝子を自由に操れる時代に 火星に無人探査機が到達している時代に …なんで、雨をよける仕組みは「蓮の葉っぱ」から進化していないのでしょうか? 人間の上だけ雨が自動で避けてくれるようなシステムが、もうとっくにできていてもおかしくないのに…と常々思うんですけどねぇ。

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    otsune 2012/12/07
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