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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/kurokuragawa (8)

  • 法律を知らないリゴリスト - 玄倉川の岸辺

    読者のみなさまお久しぶりです。 夏が終わったら体も心も変にだるくなってブログを書く気力も減退し、ネットでうんざりさせられる揉め事とか奇妙な理屈を積み重ねたバベルの塔を見ると「うへー」と胸が苦しくなって近づかないようにしていた。用もないのにわざわざ騒がしくて剣呑な場所にちょっかい出すのは物好きのやることだ。間抜けで凡庸な自分はせめて平和に暮らしたい。無事これ名馬、愛こそすべて。誰か私に愛をください。 …などと日和ったりたそがれたりしていたのだけれど、胸中の琴線とか逆鱗に触れるニュースがあるとつい何か言いたくなる。若いと自称するには気が引けるが、落ち着きのなさとエロ好きは20代のままだと自負している(←ダメな奴)。 今回ちょっとムカついたのはこのニュース。いや、正確に言うとニュース自体ではなく「ニュースに対する反応」に不快感を抱いた。 asahi.com(朝日新聞社):中国人の大学生姉妹に在留

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    otsune 2009/10/13
  • 「通りすがり」論・序説 - 玄倉川の岸辺

    誰かのブログに「通りすがり」と名乗ってコメントを書き込むのは失礼なことなのか。 「通りすがり」のコメント自体が悪いとは言えないが、使い方によっては相手を不快にする。 不適切な使い方をする人が多いために「通りすがり」の評判が傷付けられている。 まず「通りすがり」という言葉の意味から始めよう。 とおりすがり【通りすがり】の意味 国語辞典 - goo辞書 とおり-すがり とほり― 0 【通りすがり】 偶然、そばを通ること。通りかかること。通りがけ。 「―の人に道をきく」 「通りすがり」とは偶然そばを通ること。当たり前のようだが辞書で確かめると安心する。 面白いのはネット用語としての「通りすがり」だ。 通りすがりとは - はてなキーワード 最も代表的と思われる捨てハンドル。 匿名掲示板ですら嫌われる。 あはは。確かに2ちゃんねるでわざわざ「通りすがり」と名乗ったら「何だこいつ」と袋叩きにされそうだ

    「通りすがり」論・序説 - 玄倉川の岸辺
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    otsune 2009/10/13
  • 口にしてはいけない規範 - 玄倉川の岸辺

    「さくらちゃんを救う会」批判と子供のいじめ自殺事件についてぼんやり考えているうち、約30年前に書かれたある文章を思い出した。 だいぶ前、ある教育雑誌の記者の来訪をうけ、「道徳教育」について意見を聞かれた。質問の意味、というよりむしろ「道徳教育」という言葉の意味が明白でないので、私は一応次のような返事をした。 「日の社会に道徳という規制があることは事実でしょう。田中首相の辞職は、その原因が、政策的破綻よりもむしろ道徳的問題のように思われます。ニクソン大統領の場合ももちろんそうでしょうが ――。道徳は一国の首相を辞職に追いこむほど強力で、これから見ても、そういった規範は明らかに存在するのですから、それがどういう規範かを教えておかねば、その子供が社会に出てから非常に困ると思います。従って“現実に社会には、こういう規範があります”という事実は、一つの知識乃至は常識として、系統的に教えておく義務が

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    otsune 2008/06/11
  • 左のほうの「水からの伝言」騒動を観察する - 玄倉川の岸辺

    ネット界の片隅でちょっとした揉め事があった。 きっかけは「たんぽぽのなみだ~運営日誌」たんぽぽ氏と、「らんきーブログ」ぶいっちゃん氏の間で起きた「水からの伝言」をめぐる論争だ。 2006.03.09 らんきーブログ 言葉の結晶 色んな言葉を発せられた水の結晶を見た事がある。 汚い言葉をかけつづけた水の結晶はひどいものだった。 「ありがとう」等の愛のある言葉はダイヤモンドのようにきれいな結晶になります。 水でさえそういうことがあるのですから人間では尚更というのは言うまでも無いでしょう。 思っているだけではなく、やはり口に出して言う事は大事な事なのです。 2007年12月29日 たんぽぽのなみだ~運営日誌: 水からの伝言 こんなのを見つけました。 ずばり、「水からの伝言」を、信じていらっしゃるエントリですよ。 (中略) あたりまえのことですが、水には、人間の声を聞く耳も、 文字を読む眼もないし

    左のほうの「水からの伝言」騒動を観察する - 玄倉川の岸辺
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    otsune 2008/04/27
  • 匿名は防弾チョッキ - 玄倉川の岸辺

    匿名性は攻撃のためのものではない。 銃というより防弾チョッキだ。 la_causette: 匿名規制と銃規制 日におけるネットの匿名規制についての議論は、米国における銃の所持規制についての議論と似ています。 但し、後者においては、「銃を所持したい人は所持する、所持したくない人は所持しないということで良いではないか。銃所持者は今後も非所持者をがんがん撃ち殺すけど」とか、「銃の非所持者が銃所持者にがんがん撃ち殺されても、一種の「有名税」として甘受すべき」とか、「銃殺されるのは銃殺される側に問題があるのであって、芸能人の悪口を言ったり、政治の話をしたりしなければ、銃殺されないはずだ」とかといった議論はさすがにしない点は、前者と大きく違っています。 小倉先生はネットの匿名規制をアメリカの銃規制に例えているが違和感がある。 アメリカには銃所持者が8000万人以上いるそうだが、銃を持たない人を「がん

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    otsune 2008/02/09
  • 「当て逃げ動画事件」雑感 - 玄倉川の岸辺

    当て逃げ動画事件についてくだらないことをいくつか考えた。 まず「逃げ得」批判問題。 多くの正義感あふれる2ちゃんねらーが警察の怠慢と「加害車両所有者」の不誠実な態度に憤慨している。 「このままでは犯人の逃げ得になってしまう!」という怒りだ。 それは自然なことだが(加害車両所有者と勤務先へのストーキングはやりすぎ)、彼らが「逃げ得」への義憤をぶちまけている場所が2ちゃんねるであることが興味深い。 歌田明弘の『地球村の事件簿』: わかっているようでわからないひろゆきの謎 昨年春、参加しているいくつかの集まりのひとつにひろゆきがやってきて、彼の話を聞いた。「争うのが嫌い」だそうで「負けるが勝ち」の方針のもと、裁判にはいっさい出廷せず、何の反論もしないので敗訴するが、賠償金もすべて払わないことにしていると言っていた。最初の裁判で400万円の支払い命令が出たが、払えなかったのがきっかけでそうなったと

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    otsune 2007/07/03
  • 間違いだらけの「海外日本食レストラン認証(推奨)制度」報道 - 玄倉川の岸辺

    農水省が検討中の「海外レストラン認証(推奨)制度」についてのマスコミ報道は誤解と先入観に基づいたレベルの低いものばかり。 日レストラン認証、「正しい日」の基準設けず : 経済ニュース : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 農林水産省は16日、2007年度から始める予定だった海外の日レストランへの認証制度について、「正しい日」を判断する統一の基準を設けない方針を決めた。 政府が「お墨付き」を与える形もやめて、判断を民間組織に委ねる。国内外の反発を受け、当初の構想から大幅に後退した格好だ。 農水省から委託された有識者会議がこの日、基方針をまとめた。「日の定義付けは難しい」(座長の小倉和夫・国際交流基金理事長)ため、材や調理方法など、各国・地域の実情に応じて総合的に判断する。評価にあたる民間組織は現地の料理研究家などで構成する方針だ。 農水省は、日とかけ

    間違いだらけの「海外日本食レストラン認証(推奨)制度」報道 - 玄倉川の岸辺
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    otsune 2007/03/20
  • ハンカチを窓から投げ捨てろ! - 玄倉川の岸辺

    豪一郎がゆく: 鏡の法則(ハンカチを用意して読め!)人生の大切な考え方が実話に基づいて物語で書かれているのですが、読んだ人の90%が涙するそうです。(誰が計ったんだろう?でもぼくも涙が噴き出しました) ぼくはこれを読んで、人間として大切なことを再認識させられました。読むのに10分ほどかかりますが、その時間を投資する価値は大いにあります。 はてなブックマークで300を超えるクリップを集めた人気記事である。 …何なんだこのクソみたいな文章は。 どうやら大部分はどこか(たぶんここ)からの引用らしいので新井豪一郎氏の文章力を批判するのはやめておくが、こんな駄文を読んで「人間として大切なことを再認識」したり「涙が噴き出す」というのはどうかと思う。 なんというか、レトルトカレーべて「こんなうまいものべたことがない!」と感涙に咽ぶ人を見てしまったような感じ。 「この人は普段どんなものをべてるんだ

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    otsune 2006/07/03
    メタ鏡の法則
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