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ブックマーク / qushanxin.hatenadiary.org (4)

  • 「派遣切り」と正社員層 - 狂童日報

    前回は感情に任せてほとんど書きなぐりで、なぜかブックマークも急に増えたので、言いたいことを整理。 ネット上の匿名言論とはいえ、その中でもYahoo!という最も公共性の高い(つまり学校でネットを習った人が最初に指定されるような)ポータルサイトで、「きちんとした文体」で書こうとする意思のある人が、明らかな経済弱者にルサンチマンを抱いていること。これは「所詮はネタだからマジメに受け取るな」というニュアンスを常に残している「2ちゃんねる」のヘイトスピーチとはやはり質が違う。むしろ「坂政務次官こそ当の国民の意思」といったような、ストレートに「マジメ」さを前面に出したものが多い。やはり個人的には深刻に受け止めたいと思う。 当にYahoo!のヘイトスピーカーが正社員中間層かどうかは実際のところはわからないが、そう考えると現在の社会においてフラスとレーションを生み出している構造が見えてくるんじゃない

    「派遣切り」と正社員層 - 狂童日報
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    otsune 2009/01/13
  • なぜ年金未納が多いのか - 狂童日報

    自民党のぼろ負けが確実視される参議院選挙に向けて、年金問題が焦点になっている。相変わらず与党は野党の攻撃に対して「財源は何処に?」と開き直って、「景気回復で対応」などと世迷いごとを繰り返してる。年金改革の中身云々以前に、この段階で与党の言うことは全て破綻している。 そもそも国会議員たちは、なんでこんなに「未納」(3割強)が多いのかという根的な問題を真面目に考えたことがあるのだろうか。 だいたい年金というのは「老後が不安」ということを前提にしている。「老後が不安」という感情は、裏返して言えば「いまはそれなりの安定した給料をもらって働いている」からこそ、言い換えれば「定年」というものをリアルに想像することが出来るからこそ起こるものである。「来月は仕事があるだろうか」という不安を日々抱えている派遣社員やフリーターにとって「定年」など頭の片隅にすら上らないだろうし、そういう現実味のない「定年後」

    なぜ年金未納が多いのか - 狂童日報
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    otsune 2007/07/14
  • 「格差社会」が流行する理由(3) - 狂童日報

    ④「ホリエモン」ブーム 格差社会論の流行に火をつけた立役者は明らかにホリエモンこと堀江貴文容疑者である。彼がマスコミに登場する2003年以前には、格差社会論はほとんど存在していなかったように思う。私の考えでは、堀江が格差社会論を流行させたのは、若くして大富豪になっているという格差社会の「実例」を見せつけられただけではなく、大多数の「何の取り柄もない平凡な人」の「成功」を最終的に諦めさせたことにある。 今の自民党執行部や自由主義的なエコノミスト連中は、堀江の登場によって若い人たちに活力が生まれるようになると期待していた。実際そういう人間もいたのかもしれないが、全体的に見ると、堀江の存在は(一方では彼に拍手喝采を送りつつも)若者のやる気を著しく殺いでいく効果を果たしたのでないかと私は考える。何故かと言えば、そもそも堀江や「ヒルズ族」と呼ばれるような人間になることが可能であると想像できる人間は、

    「格差社会」が流行する理由(3) - 狂童日報
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    otsune 2006/04/24
  • 少子化の原因について - 狂童日報

    少子化の原因について素人なりに考えてみたので、忘れないうちに書いておきたい。 日では少子化と「非婚化・晩婚化」は密接に関係しているらしいので、とりあえず一緒の問題ということにしておきたい。 (1) 生活の必要性がなくなった こういう当たり前のことを誰も指摘してない。「若者は金ないから結婚しない。だから就業機会を」という人もいるが、どうか。むしろ根的な問題は「生活上の必要性がない」「結婚するとむしろ経済的に苦しくなる」などなどだろう。昔の人が結婚するというのは、農業や商売などの家業を手伝ったり、家業をつぐ後継ぎを必要としたり、あるいはサラリーマン家庭なら夫の働いている間の家事を請け負ってくれたりということだった。つまり結婚すると明らかに生活が「楽になった」のである。 しかし、今は家を継ぐという意識は完全に減ったし、サラリーマンにとってのネックだった家事そのものの負担が格段に低下した。 こ

    少子化の原因について - 狂童日報
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