概要 キャラクターデザインに『同窓会』で人気の水谷とおる氏(「甲斐智久」名義)を迎え、発売前からゲーム雑誌の宣伝や小説・ラジオ・関連グッズ販売・コンサート他強力なプロモーション活動を行ったことにより、当時から続くギャルゲーブームを最高潮にまで引き上げたほどの前評判を生み、大きな期待を寄せられていた。 ところがいざ発売されると水谷氏の絵を一切使用していない(*1)上、ゲームとしての出来が酷く、期待していたファンらを絶句させ、ギャルゲーブームの終息・衰退に大きな影響を与えてしまった。 このブーム終息の影響は大きく、『ときめきメモリアル』『サクラ大戦』などのミリオン作品の続編の売り上げも半分以下に減るようになり、市場全体が下火となった。 今となっては、多数のギャルゲーが10万本以上の売り上げをはじき出していた時代があったこと自体が信じられないかもしれない。そんな「ギャルゲーバブル」が崩壊する直接
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