Ingress Prime のダメっぷりはもはや広く知れ渡るところとなったが、この数ヶ月 (この記事は2019年2月に公開された) 、リアルで会った人間の大多数が旧バージョンから完全には移行していない現実を目の当たりにしてさすがに思う所があったので、ちょろっと戯言でも書いてみる。 完全に僕主観の話で恐縮だが、Ingress はもともと、バランスの美しさが魅力の1つと言えるゲームだった。 荒削りだがキビキビと反応するUIを前提として、ディメンジョンが変わっても破綻しない、絶妙に調整されたパラメータ。多少でも腕に覚えがあるゲーマー気質の人なら、量であれ時間であれ、すべての行動の背後に「数値」を感じ、特に 1 vs 1 の時にはそのバランスの良さを実感していたはずだ。 レゾネーターの設置距離、バースターの到達距離毎のダメージヒートマップ、リンクの存在とミティゲーションの概念、1台のクライアントか