京都アニメーションは2013年に「Free!」をヒットさせましたが、2016年に公開した「聲の形」は、これが講談社の注目作だったことを考慮すると"微妙"な動員数に留まっています。岡田斗司夫氏は聲の形について「あと2割映像が綺麗だったら軌道に乗っていた」と語っています。 それ以外の作品についてはFree!の足元にも及びませんし、「ハルヒ」や「けいおん」「CLANNAD」「らき☆すた」のようなヒット作を生み出せていません。 そして筆者は、2017年から向こう3年間は京アニから"本当のヒット作"が出ることはないだろうと分析します。 ここでいうヒット作は上記で挙げたような、話題性の高いヒット作品のことです。 ではその理由について解説します。 1. 企画力の弱さ 2. 人材流出と閉鎖的な制作体制 山田尚子監督について 社外の人間の意見も不足 3. IPを軽視している 4. 出資率が高いためリスクテイ