音楽のメロディーで、音が隣の音へ移動する事を「順次進行」と言います。例えば、ドの音であればレに上がるか、シに下がるかです。これに対して、隣りの音以上の音に跳ぶ事を「跳躍進行」と言います。 ところで、この順次進行を限りなく利用したメロディーがあります。それは、クリスマスの讃美歌「まきびとひつじを(原題The first nowell)」の最初の4段です。カッコの中は私が加えたものです。本来のメロディーではありません。 これが二回繰り返されます。よく見ていただくとわかるのですが、カッコのところを除くとすべて順次進行。この事に気がついた時に、私はある種の興奮を覚えました。「このメロディーを作った人は天才だ!」 順次進行というのは、音楽のメロディーで最も自然なはずです。それが「ドレミファソラシド」の音階という事でもあるわけです。「ドレミファソラシドの音階」というのは、あたりまえだと思って使っていま
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