ブックマーク / digitalsoul.hatenadiary.org (4)

  • 言葉とコード - Digital Romanticism

    システム開発における言語的要素の重要性について、書籍を参照しつつ私見を整理する。 導入 世の中には「文系プログラマ」という表現がありますが、私もそのカテゴリに入る人間です。それも文系度はかなり高く、文学部でいわゆる思想史的なことを勉強していたんですね。文系の思想研究とソフトウェア開発との間には、かなり深い溝が横たわっていると思う人が多いですし、私自身も当初はそう思っていたのですが、時間が経つにつれて両者の間には相通じるものが確かにあると考えるようになってきました。それはどちらも質的には「言葉」を扱うものだということです。特定の処理はどう実現するかよりはむしろ、どう表現するかという問題であるということですね。より正確に言うならば、この実現手段と言語的表現を限りなく近づけることができるパラダイムがオブジェクト指向である、ということなのかもしれません。 特定の抽象度からある概念を捉えること。そ

    言葉とコード - Digital Romanticism
    ouobpo
    ouobpo 2010/01/17
    素晴らしい記事。不在の中心としてのドメインモデル。
  • ストーリーについて - Dan North - Digital Romanticism - digitalsoulのブログ

    この記事はDan North氏の記事「What’s in a Story?」を氏の許可を得て翻訳した公式版("the official translation")です。(原文公開日:2007年2月11日) ふるまい駆動開発("Behaviour-driven development")は「アウトサイド・イン」の方法論です。ビジネス上の結果("business outcomes")を識別することで外側から始まり、それらの結果をもたらす諸機能("the feature set")へと掘り下げていきます。各機能は「ストーリー("story")」としてとらえられ、このストーリーは受入基準("acceptance criteria")とあわせて機能のスコープを規定します。この記事ではストーリーとその受入基準を定義して識別するために用いられるBDDのアプローチを紹介します。 イントロダクション ソフト

    ストーリーについて - Dan North - Digital Romanticism - digitalsoulのブログ
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    ouobpo 2009/09/29
    和智さんによるBDD翻訳シリーズ第2弾。
  • 戦略的デザインに関する意思決定のための6つのエッセンス - Digital Romanticism

    Eric Evans氏の名著"Domain-Driven Design"第17章より、戦略的デザイン("Strategic Design")のためのエッセンスをまとめた部分について要約とコメント。 Six Essentials for Strategic Design Decision Making 決定はチーム全体に行き渡らなければならない 戦略はメンバー全員が知る必要がありますが、かといって中心にすえられるのが「象牙の塔のアーキテクト」だとうまくいきません。コミュニケーションがうまくいっているプロジェクトでは、アプリケーションチームから発生した戦略的デザインこそが全体に行き渡り、正しい意思決定をする上での権威を持ちます。どんなシステムであっても大切にしなければいけないのは、マネジメントによって与えられた権威よりも開発者が戦略に対して持つ実際の関係なのです。 決定のプロセスはフィードバッ

    戦略的デザインに関する意思決定のための6つのエッセンス - Digital Romanticism
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    ouobpo 2009/06/24
    DDDの戦略的デザインのための6つのエッセンス。id:digitalsoul GJ!
  • モデルとは何か - Digital Romanticism

    「Model View Controller」や「モデル駆動」など、ごく当たり前に使用されるようになった「モデル」という言葉をDDDに準拠しながら再考する。 導入 「オブジェクト指向」「モデル駆動」「ドメイン駆動」という表現はすっかり日語として定着しており、ある一定の共通認識も出来上がってきているように感じます。しかし、「オブジェクト」「モデル」「ドメイン」という概念が当にきちんと日語としての文脈の中に位置づけられているのかというと、結構怪しいことも多いのではないでしょうか。このあいまいさの原因ははっきりしていて、向こうの国で膨大な文脈の中に位置づけられている単語を日語にすることなく、なんとなくカタカナで表現してしまっていることでしょう。もっとも、この悪い癖は今に始まったことではなく、「エラン・ヴィタール」や「ルサンチマン」に見られるように、それなりの歴史があるのかもしれませんが。

    モデルとは何か - Digital Romanticism
    ouobpo
    ouobpo 2009/03/07
    ドメインとモデルという言葉についての深い考察
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