タイトルの本を買って読んでみた. カーネル多変量解析―非線形データ解析の新しい展開 (シリーズ確率と情報の科学) サポートページ 様々な解説記事で定評のある赤穂先生によるカーネル法による解析についての本。日本語で読めるカーネルに関する本としては、導入部の丁寧さと、そのあとの展開と深さ、最新の話まで抑えている点でお勧めだと思います。カーネルの性質、汎化性能とかはもちろんのこと、例えばカーネルk-means, スぺクトラルクラスタリング、(ちょっとだけ)Gaussian Process, Leave-one-outの閉じた式、L1正則化など、他の和書ではあまり見たことない内容が多く、中身が濃いです。ただ、これらは、どれもさーっとかいて気持ちがわかって、詳しくは参考文献を見るという感じです。まぁ、それだけ詰め込んでいるから仕方ないですね。 -- カーネル法とは、なんらかの対象を解析するときに、対