画面デザインは,おもちゃメーカーらしさを少し感じさせるものだった。この「シャッフル1」は,カメラ側がランダムに画像を選び出すもの。「偶然性を楽しんでもらいたい」(タカラトミー)。 タカラトミーは,プリンター内蔵型デジタル・カメラ「xiao(シャオ) TIP-521」を2008年11月28日に発売する。本体の想定実売価格は3万4800円,裏面がシールになった専用紙は880円である(プレス・リリース)。 プリンター内蔵型デジタル・カメラや,それに向けた印刷技術は,1996~2000年ごろに続々と登場した。そこで用いられた印刷方式は,印画紙中の染料を熱や光で発色させる「自己発色」や,インスタント・フィルムを用いた「蛍光管プリント・ヘッド」,昇華型,溶融型,インクジェットなど。商品化や試作を手掛けた企業は,少なくとも8社あった1~2)。 [自己発色方式] サイカラーシステム,シンガポールAztec
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