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本と経済に関するownernismのブックマーク (3)

  • 世界不況で物価は上がるのか?~『物価迷走』 原田泰・神田慶司著(評:田中秀臣):日経ビジネスオンライン

    経済学の基を適切に踏まえたうえで時事的な問題にユニークな視点を提供し続けることにかけて、日では原田泰の一連の仕事がまずは注目されるべきだろう。 もちろんユニークな経済は多い。屋の店頭にもその手のが目白押しだ。しかし、例えば経済危機のなら、経済の危機的状況を説明するよりも書いている人たちの危機的な経済理解を明らかにしているものが大半だ。経済学のまっとうな理解とユニークな問題提起の組合せはいまの日では希少価値である。 さて書は原田が大和総研エコノミストの神田慶司氏とタッグを組んだ最新作である。テーマは「物価」。特に原油などの資源価格と物価との関係、インフレーション(物価の上昇)のメカニズム、先進国やジンバブエなどの世界のインフレーションの展望、そして古代から現代までの歴史の中におけるインフレーションを扱っている。 その基的な視点は、物価を考える上ではマネー(貨幣)が決定的に重

    世界不況で物価は上がるのか?~『物価迷走』 原田泰・神田慶司著(評:田中秀臣):日経ビジネスオンライン
  • 大恐慌の淵に立つ今、考える~『景気ってなんだろう』岩田規久男著(評:田中秀臣):日経ビジネスオンライン

    自分の人生でまさか遭遇することはないと思っていた経済的事件──世界大恐慌。まさにその瀬戸際でこの書評を書いている。 アメリカのサブプライムローン問題を契機にして始まった世界的な金融危機は、9月のリーマン・ブラザーズの破綻、AIGの公的救済によって大規模な信用不安を世界中に引き起こしてしまった。アメリカ財務省、FRBはもちろんのこと、G7に属する各国の政策担当者は必死に市場のメルトダウンを防御している。 この状況がどう推移するのか、いまの段階では不透明だ。さらに銀行、証券会社などの金融システムをどうにか安定させることができてもさらなる試練が待っている。この世界バブル崩壊ともいわれる事態がまもなく引き起こすであろう世界的な不況である。そのとき日はどうなるのだろうか? そもそも日は「失われた10年」という長期停滞にあり、ようやくここ数年「景気回復」を経験していた。しかし最近のエコノミストたち

    大恐慌の淵に立つ今、考える~『景気ってなんだろう』岩田規久男著(評:田中秀臣):日経ビジネスオンライン
  • ソローによるジェイコブス『経済の本質』書評

    真実の経済:ジェイコブス『経済の質/自然から学ぶ』書評 ("Economies of Truth", The New Republic, 2000-05) Issue date: 05.15.00 Post date: 05.08.00 (2008/06/16) ロバート・M・ソロー  山形浩生訳 要約:成長理論の重鎮ボブ・ソローによるジェイコブス『経済の質』の容赦ない批判。同書はあまりに経済学について無知。中小企業の多様性が重要、という主張は必ずしもまちがってはいないが、それについてまともに分析ができていない。表面的な類似にこだわった小話で事足れりとして、それ以上の深い話をきちんと考えようとしない。このため、読んでもまったく勉強になりません、とのこと。 ジェイン・ジェイコブスので他に読んだことがあるのは『都市の経済』(邦題:「都市の原理」)だけだ。悪くなかった。彼女は人間スケールの

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