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2012年1月16日のブックマーク (1件)

  • 原作の強度を薄めず、紛れもない「現在形の表現」として昇華させた作品 | CINRA

    園子温が『ヒミズ』を撮ると知った時、思わず興奮するとともに、古谷実の原作マンガを偏愛し、過去に何度か「古谷実論」を書いてしまった身としては(『ソフトアンドハード』というに入ってます)、一抹の、いや一抹以上の不安をも抱かなかったと言えば嘘になる。大丈夫だろうか? あの園監督印のイキ過ぎスーパーハイテンションでもって、原作のクールネスとリリシズムが損なわれてしまう結果にならないだろうか? この不安は、映画化にあたって物語の舞台が「3.11」の被災地に変更されたというニュースを聞いて更に加速された。オイオイホントにだいじょぶなのか? 俺は別に「震災後の映画」に無理矢理変換された『ヒミズ』なんか観たくはないぞ? というわけで気に入らなかったら奮然と席を立つ気まんまんで試写を観たのだが、映画が終わった時、僕は真底打ちのめされていた。正直言って、園監督の『ヒミズ』は、原作の強度をびたいち薄めることの

    ownernism
    ownernism 2012/01/16
    まったくこの通りだ。