むか~し昔。 紀元前525年のことじゃったかのう。 エジプトとペルシアが戦争をしたのじゃ。 何としても勝ちたいペルシアは、卑劣な策を使いおった。 エジプトには 『猫を殺した者は死刑!』 という法があってのう。 猫というものは、それはそれは神聖な動物だったのじゃ。 そこでペルシア軍は、兵士たちの盾に猫をくくりつけたのじゃ! これでエジプト兵は敵兵に斬りかかることができなくなった。 さらにペルシャ軍は、大量の猫を前線に送り込みよった! これでエジプト軍は、敵軍に攻め込むこともできんくなった。 エジプト軍、絶体絶命!(°△° 敗走したエジプト軍はみじめに籠城とあいなった。 ペルシア軍は、またそこに追い打ちをかけたのじゃよ。 何をしたと思う? 猫どもを城の塀越しに投げ入れたのであるぞ。 そういうあれやこれやで、エジプトの第26王朝は滅び 第27王朝が始まったという。 どっとはらい。 ※諸説あり(猫