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中東に関するoyoyomのブックマーク (116)

  • ソレイマニ司令官殺害と米イラン関係の行方:朝日新聞GLOBE+

    2020年が始まって3日しか経っていないが、いきなり今年最大級のニュースが飛び込んできた。トランプ大統領の命令の下、バグダッド空港近くにいたイランの革命防衛隊クッズ部隊(Quds Force:コッズ部隊、クドス部隊、ゴドス部隊などとも表記する)司令官のソレイマニと、イラクの親イランシーア派民兵組織であるカタイブ・ヒズボラの指導者であり、イラクのシーア派民兵の連合体である人民動員隊(PMU)の副司令官であるムハンディスが殺害された。バグダッド空港には米軍の施設もあり、カタイブ・ヒズボラがミサイル攻撃を仕掛けている中で、ドローンによる攻撃でソレイマニとムハンディスが殺された。イランウォッチャーはもちろんのこと、欧米の国際政治の専門家たちは一斉にこのニュースに反応し、今後の中東情勢の見通しが立たなくなり、イランとアメリカの対立が急速にエスカレートしていくことの不安に包まれた状態にある。 現時点で

    ソレイマニ司令官殺害と米イラン関係の行方:朝日新聞GLOBE+
  • やわらかい頭で中東を知りたい人に:池内恵 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

    ――“中東ブックレット”待望の第2弾がようやく刊行です。当初は年2、3冊ペースでとのことでしたが、『サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』から丸2年です。どうなさっていたのでしょう? 大変お待たせしました。“中東ブックレット”シリーズを構想した時には、もっと気軽に頻繁に出すつもりだったのですが……。時間がかかった理由は、1つ挙げれば1冊目に力を入れすぎたことですね。『サイクス=ピコ』は、ブックレットと銘打っていても、結局、単行を1冊書くのと同じ労力を割いて、けっこう大掛かりなになっています。しかも最新の中東情勢を盛り込んだので、短時間に尋常ではない集中の仕方をして、を出しました。編集も校正も印刷も、特別体制を組んでもらったので出ましたが、普通ならあの質と量をあの短期間では書けません。まあそのおかげで、『サイクス=ピコ』は、ベストセラー狙いの奇をてらったものではないにもかかわらず、かなり売れ

    やわらかい頭で中東を知りたい人に:池内恵 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
  • 「人間の弱さ」を熟知したアサド政権

    中東を研究していて、当に嫌になるのは、中東では政治が人間の邪悪さの競い合いになり、人間の弱さを、あらゆる意味で、無限に創造的な方法で、突くことが、最も有効な手法になることを目撃させられることだ。 「アレッポを陥落させて、米国もアサド政権容認に傾いていた時に化学兵器を使う必要はない」といった論評が聞かれる。アサド政権側も一斉にそう行った論理を用いて述べ立てる。しかし中東の政治の現実を、上辺ではなく、社会の人間関係から見ていれば、実際にはそういった論理では動いていないことがわかる。実際は、米国が容認姿勢に傾いたからこそ、ここで化学兵器を使ってみせ、それでも米国が黙認することを反体制派に見せつけることで、どれだけ残虐な行為をアサド政権が行っても、もはやどこからも助けが来ないと思い知らせ、戦意を挫けさせる。たとえ米国が軍事行動に出たとしても、アサド政権を倒すほどの規模は考えられず、その後は「被害

    「人間の弱さ」を熟知したアサド政権
  • モスル奪還作戦 イラク軍が成果強調 さらに進撃の構え | NHKニュース

    過激派組織IS=イスラミックステートが2年以上にわたって支配するイラク第2の都市モスルの奪還作戦で、イラク軍は初日だけでモスル周辺の10以上の村を制圧したと成果を強調し、さらに進撃を続ける構えです。 現地部隊の幹部は、17日、報道陣に対し、「地上部隊の作戦で、モスルの周辺の11の村を解放した」と明らかにしました。また、クルド人部隊もモスルの東にある9つの村を包囲し、ISの戦闘員たちを封じ込める作戦を続けているということです。 前線を視察したクルド自治政府のバルザニ議長は17日、「きょうの作戦はテロとの戦いの転換点となった」と述べ、奪還作戦の初日の成果を強調しましたが、IS側も各地で自爆攻撃などで抵抗を試みているもようです。 イラク軍は引き続きクルド人部隊と協力し、ISの戦闘員数千人がいると見られるモスルの市街地の制圧に向けて少しずつ部隊をすすめる構えで、夜間も空爆や砲撃を繰り返すなど、現地

    モスル奪還作戦 イラク軍が成果強調 さらに進撃の構え | NHKニュース
  • IS支配のモスル奪還作戦進む 激しい抵抗も | NHKニュース

    イラク軍は過激派組織IS=イスラミックステートが2年以上にわたって支配する、イラク第2の都市モスルの奪還作戦を開始し、まずは市の周辺部を制圧する作戦を進めていますが、IS側も激しく抵抗しているもようです。 モスル周辺にはイラク軍のほか、クルド人部隊なども含めた2万人規模の部隊が展開し、まずはモスルの周辺にある村などを攻撃して、これまでに9つの村を包囲したということです。 イラク軍やクルド人部隊によりますと、IS側は一部の地域で戦闘員が撤退する動きが見られる一方、自爆攻撃などで激しく抵抗しているということです。 作戦に参加しているクルド部隊の兵士の間には死傷者が出ていて、臨時に設けられた野戦病院に運び込まれています。 ISはおととし6月、モスルを電撃的に制圧して、イラクでの最大の拠点としてきただけに、イラク軍がモスルを奪還できれば、ISへの大きな打撃となります。 しかし、モスルやその周辺には

  • イラク ISの拠点モスル奪還へ作戦開始 | NHKニュース

  • シリア アレッポ東部で子ども100人近くが犠牲に | NHKニュース

  • 「サイクス=ピコ協定から百年」は日本で「ニュース」になりうるのか | 中東・イスラーム学の風姿花伝

    5月16日(月)のNHKBS1「国際報道2016」の特集「サイクス=ピコ協定締結から100年」(特集がほぼそのままウェブサイトの「特集ダイジェスト」コーナーで活字になっています)で、サイクス=ピコ協定をどう適切に理解して、中東の現在の理解につなげていくか、について解説しました。 その冒頭では、近刊の新潮選書『サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』の表紙が映し出されました。 (「を映し出したテレビ画面を撮影した写真」という若干珍しい構図) 公共放送NHKとしては珍しいことなのではないかと思います。 関西方面の放送局の政治社会バラエティ番組では(旧「たかじん」系をはじめとして)何かとゲストが最近出した、はたまた司会者までが最近出したを、やおら懐から取り出して宣伝するのがお約束になっていますが、NHKではあまりそういうことは目にしません。また、今回も、あくまでもの宣伝ではなく「このテーマで

    「サイクス=ピコ協定から百年」は日本で「ニュース」になりうるのか | 中東・イスラーム学の風姿花伝
  • 中国の対イスラエル投資が急増 乳業大手やデジタル企業に相次ぎ投資、イスラエル側も歓迎 | JBpress(日本ビジネスプレス)

    イスラエルは農業の生産性の高さでも知られている(写真はイスラエル南部の農業共同体の花畑で、ラナンキュラスの花を摘む子供)〔AFPBB News〕 イスラエルが先月、同国最大の農業技術会議「アグリベスト」を開催した時、会議に出席するためにイスラエル中部レホボトに足を運んだ代表団の10人に1人は中国から来ていた。 その数週間前には、中国の電子商取引大手アリババ集団の大勢の代表団が、サイバーセキュリティーに関するイスラエルの主要会議「サイバーテック」に出席するためにテルアビブを訪れていた。 サイバーセキュリティーは安全保障意識の高いイスラエルが秀でた分野だ。アリババは1月、QRコード技術に特化したイスラエル企業ビジュアリードに出資した。 中国企業はかつてないほどイスラエルに深く、幅広く進出しており、イスラエルの企業と政府当局もその抱擁に応じている。 イスラエルのクラウドファンディング企業アワーク

  • スンニ派とシーア派の両方を支援する米国の苦悩 | JBpress(日本ビジネスプレス)

    米国はイエメンでのサウジアラビア主導の軍事作戦を支持し、イランの利益を抑制している(写真はイエメン南部アデン近郊の空軍基地で戦車に乗る、イスラム教シーア派系の武装組織フーシ派に反対する地元部族などの戦闘員からなる連合部隊のメンバー)〔AFPBB News〕 米国とイランの核協議が合意に近づきつつあり、数十年に及ぶイランと西側諸国との疎遠な関係に終止符が打たれる可能性が出てきている中、米国のオバマ政権は中東におけるイランの影響力を大慌てで抑制しようとしている。 この矛盾した行動は、中東全域に広がったカオス(混沌)の産物だ。 米国はスンニ派とシーア派に分断された中東で、あっけにとられてしまうほど複雑に入り組んだ危機に直面しており、一方の国ではスンニ派を支持しながら他方の国ではシーア派を支援するという状況に置かれているのだ。 この1週間、米国はイエメンでのサウジアラビア主導の軍事作戦を支持し、イ

    スンニ派とシーア派の両方を支援する米国の苦悩 | JBpress(日本ビジネスプレス)
  • サウジがイエメンに軍事介入:新たな中東戦争の恐れ | JBpress(日本ビジネスプレス)

    3月26日早朝に行われたサウジアラビアの戦闘機による空爆は、イエメンの防空網や、イエメン国内の多くの領土を制圧したシーア派武装組織「フーシ」の政治拠点のほか、フーシの協力者であるアリ・アブドラ・サレハ元大統領に忠実な特殊部隊の拠点を狙った。 軍事攻撃を指揮したのは、今年1月に王位を継承したサルマン国王の息子で防衛相のムハンマド・ビン・サルマン王子だ。フーシの民兵部隊は、イエメン北部の山岳地帯の拠点からサウジアラビアにロケット弾を発射して応戦したと述べた。 対立が激化する中、イスラム教スンニ派の10カ国連合が支援するサウジの介入が地域の戦火拡大に火を付けるとの不安がある。 空爆から数時間内に、イランの外相は軍事行動を非難し、戦闘停止を求める声明を発表した。イランの代理勢力であるレバノンのヒズボラも、イエメン国内での「不当な攻撃」を非難した。 終わりの見えない紛争 「今回の介入の政治的道筋が明

    サウジがイエメンに軍事介入:新たな中東戦争の恐れ | JBpress(日本ビジネスプレス)
  • イエメン情勢Q&A:フーシの侵攻で内戦の瀬戸際 | JBpress(日本ビジネスプレス)

    イエメンの反体制派武装組織「フーシ」は、アブドラブ・ハディ大統領に忠実な軍隊に対し「総動員体制」を取ると宣言した後、22日に入って同国第3の都市タイズの支配を固めた。イエメンは全面的な内戦にますます近づいている。 フーシの部隊は、首都サヌアと南部の港湾都市アデンとの間にある戦略上の要衝にまで勢力を広げたことになる。劣勢のハディ大統領は、アデンに政権を樹立しようとしている。 サヌアでは、フーシが奉じるイスラム教・ザイド派(シーア派の一派)の信者が多数集まった複数のモスクで自爆テロがあり、少なくとも137人が死亡したことから、週末は緊張が高まっていた。 「宗派に基づいてモスクを選別して標的にするというのは、治安が悪化していることを示すゆゆしき事態だ」。国連のイエメン特使、ジャマル・ベノマール特別顧問はこう語った。 フーシの盟友であるアリ・アブドラ・サレハ元大統領に忠実な部隊は先週、ハディ氏の部

    イエメン情勢Q&A:フーシの侵攻で内戦の瀬戸際 | JBpress(日本ビジネスプレス)
  • イスラエル首相再選の大きな代償 「焦土作戦」で勝利したネタニヤフ首相、国際的な孤立に拍車 | JBpress(日本ビジネスプレス)

    3月17日の総選挙投開票の前日にボディーガードに囲まれて東エルサレムに近い入植地ハルホマを訪問したイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相〔AFPBB News〕 激しい戦いとなったイスラエルの総選挙は、不人気な首相が連続3期目の任期を獲得するうえで不安を煽る政治がそれなりに奏功することを裏付けたように見える。だが、ベンヤミン・ネタニヤフ氏の勝利は大きな代償を伴う。 今回の勝利はすでに、明らかに焦土作戦の勝利だ。ネタニヤフ氏はこの作戦において、イスラエルと外国をつなぐ橋を次々と燃やし、極右の仲間を出し抜いてきた。 さらに、イスラエルがその領土を占領しているパレスチナ人と解決策を交渉するかもしれないという残された希望を打ち砕き、すでに疎外されているイスラエル国内の少数派アラブ人にイスラエル市民以下の存在という汚名を着せた。 選挙前の最後の世論調査でアイザック・ヘルツォグ氏率いる労働党主導の野党

    イスラエル首相再選の大きな代償 「焦土作戦」で勝利したネタニヤフ首相、国際的な孤立に拍車 | JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 対イラン戦争しか頭にないイスラエル首相:JBpress(日本ビジネスプレス)

    皮肉は、ベンヤミン・ネタニヤフ氏の得意とするところではない。 イスラエル首相は3月初め、イランの核開発計画について再び終末論的な警告を発するためにワシントンにいた。今回は、2012年に国連で高々と振りかざしたイランの核爆弾の略図は家に置いてきた。 だが、この直近の演技は、今の指導者ほどイスラエル国家を無防備にすることに熱心な人は誰もいないことを改めて思い出させた。 驚くまでもなく、ネタニヤフ氏は米議会の共和党の友人たちから温かい拍手を浴びた。ジョン・ベイナー下院議長は、バラク・オバマ大統領に恥をかかせる機会を決して逃さない。多くの民主党議員は会議を欠席した。 イスラエル国民が心配すべきなのは、米議会の外では、誰も耳を傾けていないことだ。ネタニヤフ氏が自らのトレードマークにした好戦的な強硬姿勢は、とうの昔に欧州諸国の支持を失った。共和党議員と一緒になってオバマ氏を批判することで、ネタニヤフ氏

    対イラン戦争しか頭にないイスラエル首相:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • コラム別に読む : イスラム国 青山弘之さんが選ぶ本 - 青山弘之(東京外国語大教授・現代東アラブ研究) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

  • 「イスラーム国」は日本の支援が「非軍事的」であることを明確に認識している - 中東・イスラーム学の風姿花伝

    池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。

    「イスラーム国」は日本の支援が「非軍事的」であることを明確に認識している - 中東・イスラーム学の風姿花伝
  • ヨルダン:国王とイスラム教の微妙な関係:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2015年1月24日号) イスラム主義勢力を抑え込もうとする国王の試みは裏目に出るか? ヨルダンのアブドラ国王にとっては常にそうだが、政治はちょっとしたギャンブルだ。国王は過激派イスラム主義との戦いの一環として、地域の体制に従順なタイプのイスラム教を育みたいと考えている。 アブドラ国王は、軍人からエジプト大統領に転じたアブデル・ファタハ・アル・シシ氏と組んで、来月カイロのアル・アズハル――イスラム教スンニ派の最古の学問の中心地の1つ――にイスラム教指導者を集め、イスラム教の近代化に関するサミットを開催する準備を進めている。 国民の9割がスンニ派イスラム教徒、「なぜイスラム国と戦うの?」 厳格化された反テロ法によってその声は抑え込まれるかもしれないが、臣民の多くは疑いを抱いている。 人口のおよそ9割がスンニ派イスラム教徒の国にあって、多くの人はなぜ自分たちの君主が「イスラ

    ヨルダン:国王とイスラム教の微妙な関係:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 日本人人質事件に寄せて――「日本人の心の内」こそ、彼らの標的だ 『イスラーム国の衝撃』 (池内恵 著) | インタビューほか - 文藝春秋BOOKS

    池内恵さんの『イスラーム国の衝撃』が2015年1月20日の発売直後から大きな話題となっている。発売翌日には増刷が決まり、累計85,000部に達した。著者の池内さんに緊急インタビューをした。 ――発売日当日に日人人質事件が発生しました。 「イスラーム国」による人質殺害要求やその背後の論理、意図した目的、結果として達成される可能性のある目標については、のなかで詳細に分析しています。今回の事件書で想定していた範囲内の出来事と言えます。 しかし、偶然とはいえ、あまりのタイミングでした。 事件発生直後から問い合わせが殺到したため、「中東・イスラーム学の風姿花伝」という個人ブログで、「『イスラーム国』による日人人質殺害予告について:メディアの皆様へ」という文章で見解を載せたところ、「シェア」による拡散が3万8000件(1月22日午後8時現在)にも達しました。 これまでも自分自身の「研究活動」

    日本人人質事件に寄せて――「日本人の心の内」こそ、彼らの標的だ 『イスラーム国の衝撃』 (池内恵 著) | インタビューほか - 文藝春秋BOOKS
  • 「イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ-中東・イスラーム学の風姿花伝

    池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。

  • パリのテロは「イエメンの」アル=カーイダの広めたローン・ウルフ型ジハードの実践例 - 中東・イスラーム学の風姿花伝

    池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。