今年は不作だった。世界情勢は意外に平穏で、経済もゆるやかに停滞しているので、話題になる出来事も少なかった。そんな中で、日本では韓国との紛争が再燃し、歴史をあらためて考えるきっかけになった。 韓国「反日主義」の起源 「追われる国」の経済学 大分断 反日種族主義 Becoming Human 平成金融史 Evolution or Revolution? イスラム2.0 腐敗と格差の中国史 父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 韓国についての本は山ほど出たが、中立的に歴史を検証した本はほとんどない。その中で1は、一次資料にもとづいて植民地支配の実態を実証的に明らかにしている。日本の朝鮮支配は朝鮮を同化させる家父長主義で、当時の朝鮮人エリートのほとんどは「親日派」だった。その歴史を戦後の軍事政権が隠蔽したことが、ゆがんだ反日主義の原因になった。 4はそれを韓国人が