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2010年11月10日のブックマーク (5件)

  • 30年目線の投資信託で、優良企業と個人投資家の橋渡しを目指す 原点は渋沢栄一の『論語と算盤』─ コモンズ投信会長、渋澤健氏 | JBpress (ジェイビープレス)

    渋澤 私は明治・大正期の実業家である渋沢栄一の玄孫(孫の孫)として生を受けました。 2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」は、三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の視点で龍馬を描いていますが、渋沢栄一は、実業界で弥太郎の最大のライバルだったと言われる人物です。 生涯に500の会社を作り、600の教育福祉事業に携わった渋沢栄一の業績の1つに、約140年前に創業された「第一国立銀行」(民間経営)があります。 この銀行は、恐らく日で初めての公募増資も実施しましたが、当時の「ベンチャービジネス」だった銀行を社会に説明し、資金を集めるために栄一が考えたのは、「銀行とは大きな河のようなものだ」という例えでした。 「銀行に集まってこないカネは溝に溜まっている水、ぽたぽたと垂れている『滴』と変わらない。せっかく人を利し、国を富ませる能力があっても、その効果はあらわれない」と訴えたのです。 「滴」には物を動かす力

    30年目線の投資信託で、優良企業と個人投資家の橋渡しを目指す 原点は渋沢栄一の『論語と算盤』─ コモンズ投信会長、渋澤健氏 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 社説:キャメロン英首相、初訪中の課題  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年11月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) デビッド・キャメロン首相の初の訪中は、英国の連立政権の外交政策について考えるいい機会となる。首相は就任時に、英国と急成長を遂げるアジア諸国との間に経済的な絆を築くと約束した。価値ある目的ではあるが、それがアジア諸国との関係における唯一の政策目標であってはならない。 スーパーセールスマンだけでは不十分 英国企業を売り込むことには何も問題はない。首相は今年7月にインドを訪問した時もそうしたし、今週、北京でもやろうとしている。だが、外交政策の戦略的な側面を軽視すべきではない。 北京訪問の日程は、ソウルで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議の直前に当たる。しかし、世界の不均衡という重要な問題について、中国に対する英国の立場を推し量るのは難しいだろう。 キャメロン首相は西側共通の立場の陰に隠れるわけにはいかない。米国は黒字と赤字を抑制す

  • 新聞、テレビはツイッターの速報に追いつけない 尖閣ビデオ流出があぶり出した大メディアの権威崩壊 | JBpress (ジェイビープレス)

    深夜、「そろそろJBpressの原稿でも書くか」とマックの画面でワードを開いて打っていた。横のウインドウにはツイッターのタイムラインが流れている。 ツイッターは簡単に言ってしまえば巨大な井戸端会議のようなものだ。面白いニュースがあると口コミで流れてくる。ラジオ代わりにちょうどいい。 と、急にツイートがどかどか増え始めた。「尖閣の中国漁船が衝突する場面がYouTubeに流れてますよ」「漁船衝突ビデオが流出したって当か」「どこで見れるんだ」と、文字通りウインドウが「蜂の巣をつついたような騒ぎ」になった。 あれよあれよという間に「ここで動画発見」とリンクが張られ、「時事通信が『政府、物の動画と確認』と速報」と、まあ、すごいスピードだ。とうとう、ツイートが増え過ぎたのか、しばらくサーバーがダウンしてしまった。 記者も読者もフラットに同じ場所に並んでしまった ふと「この猛スピードで生ニュースが流

    新聞、テレビはツイッターの速報に追いつけない 尖閣ビデオ流出があぶり出した大メディアの権威崩壊 | JBpress (ジェイビープレス)
    oyoyom
    oyoyom 2010/11/10
  • 世界を分裂させる7つの対立軸 米中の不和は数ある衝突の1つにすぎない JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年11月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世界の大国の首脳たちが主要20カ国・地域(G20)サミットに集まろうとしている中、開催国の韓国は、G20は「世界の舵取り委員会」になると期待を寄せている。しかし、あまりに多くの手がその舵を握ろうとしているため、大事故を起こさずにG20が存続すれば幸いというのが実際のところだ。 米リーマン・ブラザーズが破綻した直後、世界の指導者たちは一致団結した。フランスのニコラ・サルコジ大統領に至っては、「G20は21世紀の地球規模の統治の予兆となる」と言うほど熱狂していた。 国際紛争の予兆のように見えるG20 ところが最近では、G20はむしろ、21世紀の国際紛争の予兆のように見える。大半の問題の中心には、米中間の緊張がある。ただし、世界中が親米派と親中派に分かれているわけではない。現在、世界を分裂させる軸は、大きく言って7つある。 黒字国vs赤字

  • 台頭するインド:もう1匹の象  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年11月6日号) バラク・オバマ米大統領は、インドの台頭が米国民の雇用にとって良いことだと考えている。この物語には別の面もある。 2008年のニューハンプシャー州での大統領予備選挙の直前、ビル・クリントン氏はついにオバマ陣営に対する憤怒をぶちまけた。バラク・オバマ氏のメッセージは、今まで聞いた中で「最大のおとぎ話」だと切り捨てた(クリントン氏は目を丸くする聴衆を前に、「いい・・・加減・・・にしろ!」と叫んだ)。 そして、オバマ陣営の陰険な策略、中でもヒラリー・クリントン氏を「パンジャブ州選出の上院議員」と表現したことを公然と非難した。 オバマ氏は中間選挙の屈辱から間もない11月5日、経済界から約250人の随行団を引き連れてインドへと飛んだ。国に残した人々に対するオバマ氏のメッセージは、インドは米国の雇用にとって金鉱になり得る、というものだ。 そしてオバマ氏は、イ